第354回サンデーセミナー(2019年1月)全身疾患と歯科との関わり

第354回 サンデーセミナー
【日時】 2019年1月20日(日) 10:00~14:45
【会場】 コンベックス岡山 2階 中会議室6
【講義プログラム】
 ■『私のお伝えしたいこと~全身疾患と歯科との関わり』
  ともゆう歯科 院長 加藤淳子先生
 ■『うつ病の基礎』

  MeijiSeikaファルマ株式会社 中林 潤 氏

 ■『糖尿病治療について(疾患と薬物治療)』

  日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
【研修認定単位】 2単位

 

 

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<歯科医師 加藤淳子先生(ともゆう歯科 院長)のご講演から>
■糖尿病と歯周病
 それぞれの有病率と共通点
 症例供覧
 医科と歯科をつなぐ薬局の役割
■骨粗しょう症と骨吸収抑制薬関連顎骨壊死
 骨粗しょう症の有病率とBP剤発売と顎骨壊死との関連
 骨吸収抑制薬と抜歯(歯科保険診療との絡み)
■オーラルフレイル(口腔虚弱)は全身虚弱への入り口
 健康長寿に欠かせない、バランスのとれた栄養摂取
 咬めない人に食事療法、栄養指導の矛盾
■その他
 インプラント治療の長期予後について
 インプラントと保険診療の関係
 癖と歯並び
 不良な補綴物で体調不良、顎関節症に
 矯正治療も慎重に

◎成人のうち82%が歯周病という結果がある。なかでも糖尿病との関連性が強く、痛みがないため放置されて進行するケースが多い。歯科検診した結果、内科受診につながり、結果、肝臓がんが見つかったケースもある。検診で早期に見つかれば十分に対処可能だが、日本では海外に比べて検診率が低い。
◎歯は身体のバランスを表し、口腔内は全身状態のバロメータでもある。検診は本当に重要!インプラントは自費となり、1本で30万もかかる! 
◎意外な話として、芸能人のアヒル顔は歯のかみ合わせに×!下唇を咬む、エクボをつくる癖も出っ歯になったり歯列が悪くなったりと、歯のバランスに良くない!
◎歯科に罹る際には、従業員がコロコロ変わるところ、環境が悪いところ、説明が不足なところは×。「歯科医の診断力」が重要!
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業務の多くを医科調剤が占めており、ふだん薬剤師として歯科との関わりは少ない方も多いと思います。
しかし今回加藤先生にお話しいただいたとおり、歯周病は、心臓病や肺炎などの全身の疾患と関係があることがわかってきました。歯周病予防や早期の治療は全身の健康のためにも大切です。患者さんと身近に接する機会の多い薬局薬剤師だからこそ、きちんと押さえておきたい知識です。
受講者からは、「歯科に行きたがらない患者さんに検診をうまく勧めるにはどうしたらよい?」、「自分が歯科にかかる時の留意点は?」などの質問があがりました。また、親がかかっている歯科治療の悩み等の相談もあり、加藤先生から真剣で丁寧なアドバイスをいただきました。

加藤先生、貴重なご講演をありがとうございました。

 

ともゆう歯科様のホームページ

http://tomo-you.cihp.jp/

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