第362回サンデーセミナー(2019年9月)薬剤師マスト!救命救急の基礎技術

第362回 サンデーセミナー
【日時】 2019年9月29日(日) 10:00~12:25
【会場】 コンベックス岡山 2F 中会議室
【講義プログラム】
 ■『救命講習:実技救命講習』
  岡山市消防局 岡山市北消防署
【研修認定単位】 1.5単位

 

 

 

胸骨圧迫と人工呼吸、AEDによる心肺蘇生
異物による窒息状態の異物除去(腹部突き上げ法)
手順・AEDの使用法、救急車が到着し引き継ぐまでの応急手当の習得

 

【受講者のこえ】

 いつ、そんな場面に遭遇するかわからないが、必要時に慌てず落ち着いて今日の講習で習ったことが実践できるよう忘れないようにしたい。胸骨圧迫は適切な深さで圧迫解除もしっかりと行わなければ意味がないことを覚えておく。

 AEDが必要な時、すぐに対応できるよう、職場でも一番近い場所でどこにあるかを確認しておく。救命講習は実技を体験することが大切なので、患者さんとそういった話をする機会があればお勧めしたい。
救命実技は時間とともに忘れていくのでサンゼミで定期的に受けられるのは良い。個人ではなかなか受講しにくい内容は良い機会となる。

 救命講習を学ぶことにより自店内や外での対応ができるようになる。自信と勇気で人命を助けられるようになる。

 高齢の患者さんが多く来局される店舗なので、急な意識の消失や呼吸停止など不慮の場合に少しでも慌てることなく救命・生還・社会復帰のお手伝いができればと思います。

 実際にその場に遭遇した時少しでも役立てる行動の第一歩になる講習でした。

 CPA時のバイタル確認は、ものによってはフィジカルアセスメントを行う上で必要な手技として利用できるので活用していきたい。
心肺蘇生法は知っていても実際にやるとなると正しい手技を身につけていないと意味がないので、こうして定期的に主義を確認する機会が設けられているのは非常にありがたいです。

 私たち医療人だけでなく多くの方に救命講習を受けとほしいと思いました。店舗にパンフレットを置くなどして、多くの方に救命講習の大切さを知っていただきたいです。

 人工呼吸がうまくいかなくても流れを絶やさないように胸骨圧迫を続けることが重要だと知りました。胸骨圧迫30回(15秒程度)のとき何ともありませんでしたが、連続で2分くらいするのはかなり疲れ、力も弱まってきたので、1分くらいでの交代が妥当だと実感しました。

 先日、近隣内科受診後に薬局を利用された方が一時意識消失して倒れるということがありました。主治医と連絡を取り救急受診となり無事に問題はなかったのですが、今回の救命講習のように、呼吸はどうか、回復体位はどうか、など考えるべきことが考えられていたか、改めて思いなおしました。定期的に受講することはとても大切だと思いました。

 手技に迷ったも119で正しい方法を聞くことができるのは覚えておきたい。
知り合いが実際に救命処置や胸部圧迫で大切な人を救いました。自分もそんな時が来たとき絶対できたほうが良いと感じ、今回参加しました。いろいろ学ぶことができて勉強になりました。

 例えば在宅で患者さんと接しているときなど、業務中に心肺蘇生が必要となるケースは十分考えられますので、躊躇なく自ら進んで行えるように定期的に講習を受けていこうと思います。さらにe-learningも利用して記憶の定着を図りたいと思っています。今回は実技講習受講前にe-learningを受講していたので、頭の中に入ってきやすかったです。

 救命処置は医療に携わる者として知っておくべきこと。自分の住んでいる地域にいつ自然災害が起きてもおかしくない。いつ何時救命行動が必要になるかわからないので、今回の講習を忘れず、いざというとき勇気をもって役立てたいと思う。

 実技講習は真剣ながらも和やかで楽しかった。機会があれば上級の講習も受けてみたい。

 医療に従事する人間として応急手当てが必要な場面に遭遇した場合は率先して救命活動に参加する。何度も繰り返し講習を受けることで自信につながり実践に結び付く。

 「AED使えますか?」と問うよりも「開けて電源ボタンを押してください」とか伝えるほうが迅速に救える命が増えるのではないか。

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