2013年09月13日
『薬薬連携の会』勉強会 ~ 富永薬局《岡山日赤病院前店》
調剤薬局は「医療提供施設」として法律上も明確に位置づけられています。
病院薬剤師と薬局薬剤師が情報を共有し、同じ目線で薬剤管理指導を考えることにより、継続した薬物治療をサポートし、地域医療の向上を目指そうというのが「薬薬連携」です。
岡山赤十字病院薬剤部と近隣薬局では、『薬薬連携の会』として、定期的に勉強会を実施して、情報共有に努めています。
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第4回薬薬連携の会 2013年8月28日
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■サムスカの最近の話題 大塚製薬(株)
■当院におけるサムスカ使用症例と薬剤管理指導 岡山赤十字病院・薬剤部 山本先生
■循環器疾患治療薬の選択と使い方 ~症例でわかるポイントと根拠~ 岡山赤十字病院 循環器内科副部長 斎藤先生
今回テーマとなった医薬品は、血清ナトリウム濃度モニタリングのため投与開始には要入院、目標体重の設定、飲水量の設定など、特徴ある薬理作用でチェック項目の多い薬。服薬指導に際しては添付文書から得られる情報だけでなく、患者さまの病状と医師の治療指針を理解することが重要だと感じました。
また、糖尿病による神経障害で狭心症の症状(心臓の痛み)をマスクするなど、背景に持っている疾患により症状がマスクされる場合もあり、背景にある疾患も重要であることを再認識。入退院時にまつわる薬の事故を回避するためにも、病院薬剤師とかかりつけ薬局の薬剤師との連携強化が大きな意味を持つはず、と情報共有の決意を新たにしました。
病院門前、メディカルコンプレックス、地域密着の面対応、高度医療&在宅医療。
富永薬局は岡山で様々な地域医療の現場に貢献しています。
http://recruit.kusuriya.jp/tmngykk.html