いのちを見守る薬剤師

薬局ではたらく薬剤師は、大学で専門教育を受け、国家試験の難関をパスした薬物治療のプロフェッショナル。
じつは一番身近で頼れる医療専門職なのです。

薬剤師の役目

病気やけがを治し、私たちの健康な暮らしに役立つ「薬」ですが、どんな薬でも効果効能というプラス面と、副作用というマイナス面があります。
薬は正しく理解して使わないと、副作用が出てしまったり、別の薬や飲食物との飲み合わせで相互作用し、せっかくの薬が無駄になってしまったりすることも。生命にかかわる健康被害につながることも少なくありません。だからこそ、薬物治療には厳しいプロの「目」が必要。
薬剤師の目が、薬のリスクからあなたを守ります。

服薬指導

薬は正しく飲まないと、効果が落ちたり副作用が出やすくなるものがあります。薬剤師が薬の適正な使い方をご説明します。また、薬が飲みにくい乳幼児や高齢の患者さんには飲み方の工夫をアドバイスしています。

疑義照会

薬は多かれ少なかれ副作用のリスクが潜んでいるもの。しかし「味覚障害」のでやすい薬をシェフの患者さんが飲むと仕事に差し支えますし、どうしても車の運転が必須の患者さんに「眠気」がでやすい薬は不適切です。薬剤師は、患者さんの生活習慣や背景などをお伺いし、その方の暮らしぶりに合った処方を医師に提案します。また、薬をきちんと使用して治療効果が出るように、医師と相談して剤形や回数を変えてもらうこともあります。

かかりつけ薬局・薬剤師

単に処方せんに基づいて調剤するだけでなく、患者さんが使っているすべての薬やサプリメントなどの情報をしっかり把握して、安全で効果的な薬物治療とQOL(Quality of Life:生活の質)向上をお手伝いするのが「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の役割です。いろいろな専門医にかかっている場合も、お薬に関しては同じ薬剤師が一元的・継続的に管理するので安心です。

患者さん一人ひとりに

お薬の一元管理

複数の診療科を受診していても、薬剤師がお薬手帳や薬歴により多剤・重複投薬、相互作用をチェックします。患者さんが使っている市販薬や健康食品・サプリメント等の情報もあわせて把握して、安全な薬物治療ができるように管理します。

服薬状況の継続的な確認

かかりつけ薬剤師が服薬状況と患者さんの病状経過を継続的に確認します。薬はきちんと飲めているか、薬の治療効果は出ているか、重大な副作用は出ていないか、小さな副作用でもQOL(生活の質)を下げていないか、などをモニタリングし、問題があれば医師と連携して、速やかな解決に努めます。

主治医との連携

診察の時には気づかなかった疑問が薬局に来てから出てきたり、医師には話し難いことも薬剤師には相談しやすいという患者さんは多いもの。かかりつけ薬剤師が医師と患者さんのパイプ役になり、患者さんからのご相談や、お薬手帳・薬歴の内容から、必要に応じて主治医に情報提供や疑義照会・処方提案を行います。

「待ち時間」への挑戦

「薬局って、どうしてこんなに待たないといけないの?」

多くの患者さんがこんな疑問をおもちだと思います。しかし処方せんのミスや禁忌薬などのリスクを避けるために処方せんの内容だけでなく、お薬手帳や薬歴などを注意深く確認する必要があります。
疑問点があれば医師に照会することも薬剤師の義務です。また調剤過誤を防ぐために慎重な確認作業(監査)も欠かせません。
処方せん薬は、患者さんそれぞれの症状や体格・体質に合わせたオーダーメイド調剤。正しく安全にお薬を提供するためには、時間がかかっても薬剤師が行うべきことがたくさんあります。

とは言え、
「一番つらいのは患者さんだから、出来るだけお待たせしたくない」
富永薬局の薬剤師はそう思っています。
薬剤師としての職務はしっかりと果しながら、患者さんのために日々「待ち時間」への挑戦を続けます。

早さへの挑戦
  • 写メって処方せん
  • 最新機器による効率化とヒューマンエラー防止
  • 待ち時間計測によるフィードバック
  • 薬剤師と薬局事務スタッフの業務分化
  • レセプト業務の教育研修(事務スタッフ)
  • 調剤技術の教育研修(薬剤師)
快適さへの挑戦
  • 湯茶サービス
  • Wi-Fiサービス
  • オリジナル快適ソファ
  • マッサージチェア
  • 各種健康・医療情報提供
  • 血圧計などの測定器
  • キッズコーナー
  • マザーブース(授乳室)

健康な毎日のために

「ちょっと気になるコトがあるけどお医者さんに行ったほうがいいのかな?」
「生活習慣病を予防したいけど、何からはじめたらいいのかわからない」
「今年こそ禁煙するぞ!」
「家庭の救急箱には何を常備しておけばいい?」
「害虫退治によく効く薬がほしい」

こんなときは、まず富永薬局のかかりつけ薬剤師にご相談ください。自分自身で健康を管理するセルフメディケーションも薬剤師のサポートがあれば、より安全で効果的です。富永薬局は、健康に不安があるときや、ちょっとした疑問があるときに、いつでも立ち寄れて何でも気軽に相談できる「町の相談薬局」を目指しています。
お医者さんにかかっている時だけでなく健康な時にも、富永薬局の薬剤師は皆様のいのちと健康を見守り続けます。

OTC医薬品の販売

OTCはOver The Counterの略。OTC医薬品とは、カウンター越しにアドバイスを受けた上で購入できる薬、という意味で、処方せんなしで買うことができます。自分自身で健康管理を行い、軽い病気の症状緩和などに活用してください。 医師の処方で使われていた医療用医薬品のうち、長年の使用実績があり、比較的安全とみなされた成分を大衆薬に転用した「スイッチOTC」もあります。医療用医薬品と成分が同じですので、薬剤師によるサポートが欠かせませんが、薬剤師が常駐している富永薬局ならいつでもご相談いただけます。

要指導医薬品 薬剤師が取り扱います
第1類医薬品 薬剤師が取り扱います
第2類医薬品 薬剤師または登録販売者が取り扱います
第3類医薬品 薬剤師または登録販売者が取り扱います
お得なキャンペーン

夏と年末の年2回全店で、OTCをはじめとする医薬品や、健康・衛生関連商品をお値打ち価格で販売するキャンペーンを実施。チラシや店頭でご案内しています。

e健康ショップ

インターネットで予約した商品を薬局で受け取るサービス「おくすり予約」ができる「e健康ショップ」。薬剤師に健康相談しながら要指導医薬品、第1類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品が購入でき、送料は一切かかりません。

相談会や測定会

お薬相談会や介護相談会、聞こえ測定会などを不定期で開催しています。
また店内に相談室を用意(一部店舗を除く)していますので、薬剤師に相談したい場合はお気軽にお声がけください。

 

健康セルフチェックと健康フェスタ

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、しばらくの間、測定機器の店内設置を中止いたします。なお、ご希望の方には消毒済み機器を使った個別対応ができる店舗もございます。ご相談ください。

 

健康診断を受けたいけど時間がとれない…。そんな方は、まず、薬局で気軽に健康チェックをしてみませんか。
富永薬局の『健康セルフチェック』は、簡単な健康測定と専用問診シートを使って『フレイル』『生活習慣病リスク』を無料チェック・健康相談することができます。
どなたでも自由にご利用いただけます。処方せんを持っていなくても構いません。定期的なセルフチェックを活用して、ご自身の健康管理にお役立てください。

また春と秋には、『富永薬局・健康フェスタ』を開催。血管年齢・肺年齢など、日頃はなかなか測定の機会がなかったり医療機関では有料となる測定を、無料で受けられるイベントを行っています。

体重計 極端な体重変化に注意しましょう。怖いのは肥満だけではありません。体重減少が命を脅かすことも。
体組成計 肥満度を示すBMIは健康と栄養状態のバロメータ。肥満は糖尿病など生活習慣病の原因となります。
握力計 全身の筋力と相関関係が高い「握力」が低下すると、心筋梗塞や脳卒中のリスクが上がると言われています。
パルスオキシメータ 肺や心臓の病気などで体内に酸素を取り込む力が落ちてくると、酸素飽和度が下がってしまいます。
血圧計 深刻な病気のリスクを回避するために、日頃から自分の血圧を把握しておくクセをつけましょう。    
お得なキャンペーン

夏と年末の年2回全店で、OTCをはじめとする医薬品や、健康・衛生関連商品をお値打ち価格で販売するキャンペーンを実施。チラシや店頭でご案内しています。

 

もの忘れでお困りの方に

いのちを見守る薬剤師メニュー