《ケアセンターえんじゅ》月例勉強会を実施しました。テーマは「介護事故の防止」です。
高齢者に最も多いのは転倒事故。例えば[転倒して大腿骨骨折、そこから寝たきりになり誤嚥により死亡]といったケースもありますから、「ちょっと転んだだけ」などと見過ごしてはならない事故です。このような事故は利用者様と御家族の悲劇であるばかりでなく、介護スタッフ自身も心に深い傷を負うことになります。

今回は保険調査の専門家を講師にお招きし、介護施設における事故の傾向分析とそこから見えてきた課題について勉強しました。
全国の施設・病院で実際に発生した事例・判例を数多く紹介して頂き、改めて自分達の施設やケアを振返ることが出来ました。
東京海上日動火災様、有難うございました。

今月の「介護事故の防止」勉強会には、ショートステイ夜勤シフトのスタッフを除く《ケアセンターえんじゅ》のメンバー全員が参加できました！
講師の先生方もスタッフの意識の高さに驚かれ、賞賛の言葉をかけて下さいました。

実は《えんじゅ》では介護事故防止委員会を結成し、様々な改善の取り組みを続けているのです。
その一つが「ヒヤリハット報告掲示板」。
スタッフ一人一人が日々発見したヒヤリハットポイントをカードに記入し、どんどん事務所の掲示板に貼り付けて共有しています。
そして今回の勉強会終了後、「ヒヤリハットMVP」の表彰が行われました。
MVPに輝いたのは、昨秋から事故防止のリーダーとして自ら積極的に行動してスタッフを牽引してきたＡさんです。おめでとう！！
これからもご利用者様のお気持ちに寄り添う温かいケアを心掛けながら、無事故記録を更新していきましょう。