健康コラム

2019年05月07日

【健康コラム】からだの水不足にご用心

web-2017健康のため水 講座C

 

汗や呼吸、尿便の排出によって、私たちは普通に生活しているだけで、1日に2500mLもの水分を失います。一方、食事で摂取される水分が約1000mL、体内でエネルギーが作られるときに生成される代謝水が約300mLなので、残りの約1200mLは飲み水で補給する必要があります。意識して、こまめに水を飲むようにしましょう。

 

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人のカラダは食べ物がなくても、水さえあれば1ヶ月近く生きることができますが、水が1滴も飲めないと、2~3日で生命維持は困難となります。カラダの60%は水分です。体から水分2%損失で、めまいや吐き気、食欲減退などが現れます。体の水分が不足すると、熱中症、脳梗塞、心筋梗塞など、さまざまな健康障害のリスク要因にもなります。

 

体の水分を1%損失すると喉が渇きます。喉の渇きは、すでに脱水が始まっているサインです。渇きを感じてからではなく、渇きを感じる前に水分を摂ることが大切です。
水分を摂るときには、一気に飲んでも上手く吸収することができません。こまめに少量の水分を摂取するようにしましょう。1時間にコップ1杯分が目安です。
※ただし、腎臓、心臓等の疾患の治療中で、医師から水分の摂取について指示を受けている場合は、この指示にしたがってください。

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