健康コラム

2019年07月17日

【健康コラム】お薬手帳は災害時の命綱

災害時に「お薬手帳」が活躍することをご存知ですか?
お薬手帳を持っていれば、自分が普段どんな薬を飲んでいるか、正確に伝えることができます。

一年前の西日本豪雨でも、お薬手帳を携帯していた被災者には、適切な薬をスムーズに処方できたということです。お薬手帳を見れば、過去に飲んでいた薬から病歴をうかがい知ることもできますし、アレルギーや副作用経験の有無も分かります。医師や薬剤師は、こうした情報をもとに、飲み合わせに問題がないかなどを判断し、適切な薬を出すことができます。

一方、お薬手帳を持っていなかった患者さんには、常用薬が分からず最適な薬を出すのが難しかったそうです。実際、被災者から「血圧の薬」と言われて処方したものの、普段飲んでいる薬と違ったため血圧が下がらなかった、などといった事例も報告されています。

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お薬手帳があれば避難所でも安心して医療を受けられます。

災害時の命綱としてお薬手帳を普段から携帯し活用する習慣をつけましょう。

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