2023年05月15日
「処方箋には期限があるって本当?」
「処方箋の有効期間って何日?」
「前に飲んでいたお薬があるけれど、お薬が変更になった。
以前の薬を飲み切ってから新しいお薬に変えた方がいいの?」
そんな風に疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
処方箋の取り扱いについては、
いくつか注意しなければならないことがあります。
今回の記事では「処方箋には期限があるの?」という疑問に回答し、
【処方箋の有効期限と以前とお薬が変わった場合はどうすればいいのか】についてご紹介いたします。
処方箋には期限がある?もし期限があるならば何日間有効なの?
医療機関に受診をしたら、お薬の処方箋を渡された。
処方箋を渡されたけれど【時間がなくて薬局に行っている時間がない】
そのため
「自分の都合の良い時に処方箋を持って薬局に行きたいけれど、それでも大丈夫だろう」
こんな風に考えてしまう方もいるでしょう。
また
「病院で予想以上に受診に時間がかかってしまい、薬局まで行く時間がなくなってしまった…。」
なんて経験をされた方もいらっしゃると思います。
しかし処方箋には有効期限があるため注意が必要なんです。
病院から渡された処方箋をよく見ると、
処方箋の交付日(処方箋が発行された日)・「使用期間」という項目があると思います。
その項目に日にちが入っていることはほとんどありませんが、
使用期間の右側を見ると【特に記載のある場合を除き、交付の日を含めて4日以内に保険薬局に提出すること】
などと書かれています。
*処方箋に使用期限が書かれていない場合は、
交付日から4日以内がその処方箋の有効期限ということになりますので覚えておきましょう。
病院で受け取った処方箋の期限が切れる前のお薬が余っていたら?
処方箋には交付日から4日以内という期限があることはご説明をさせていただきました。
そこで
「もしも前回のお薬が余っていたらどうすればいいの?」と疑問に感じた方もいらっしゃると思います。
お薬が余る原因としては
・飲み忘れ
・自分で量を調節してしまう
・薬の管理ができない
さまざまな原因があります。
お薬が残っていることにより
・新しい薬との区別がつかなくなることでの飲み間違い
・子どもや高齢者などの誤飲の心配
このようなことが起こる可能性があります。
さらに薬が変わった場合は、身体に合ったお薬を飲むわけではないため
・身体に適切な治療効果が見られず、治療が進まない
・はかどらない
・効果が十分に期待できない
などとトラブルになりかねません。
有効期限前の処方箋のお薬が残っている場合は
受診した医師や薬局の薬剤師へ相談をしましょう。
処方箋の有効期限前のお薬が残っていたら?
「ちゃんと薬を飲んでいない」と思われたくなくて、
お薬が残っていることを医師に相談することができない…。
そんな時は、地域の薬局にご相談ください。
お薬の専門職である薬剤師が対応をします。
・残っているお薬の数について確認をし、患者さんの代わりに医師へ相談。
・患者さんがお薬の飲み忘れをしないような工夫を提案。
・一度に何種類かの薬を飲んでいる場合、一回服用分ごとにまとめて袋に入れる。(お薬の一包化)
患者さんのお薬や健康について、一緒になって考えるのが薬局の薬剤師です。
富永薬局では患者さんお一人お一人に寄り添った接客を心がけています
<富永薬局グループ>
薬剤師が患者さんの服薬状況と病状経過を確認し、
お薬はきちんと飲めているか、お薬の治療効果は出ているか、重大な副作用は出ていないかなどを伺い、
患者さんが困っていたり、何か問題があれば医師と連携して速やかな解決に努めます。
医師には話し辛かったりすることでも薬剤師には相談しやすい患者さんは多いもの。
地域の薬剤師が医師と患者さんのパイプ役になるため、安心です。
処方箋には期限がある!お薬のことで困ったら薬局に相談を
処方箋は、交付日を含めて4日以内に薬局に提出をしなければなりません。
しかし「時間がない・・」など、さまざまな理由から薬局に行くことが難しい時があります。
富永薬局では、薬局での待ち時間の解消を図る
「写メって処方せん」のサービスを始め、患者さんがお薬のことで負担を感じないよう努めています。
薬についての不安やお薬の管理などで困った場合は、お近くの富永薬局をご活用ください。
患者さんの健康を守るため、継続したお手伝いをさせていただきます。