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2023年05月22日

電子処方箋の目的とは?処方箋が紙から電子へ変わった理由って!?

「電子処方箋ってどんな目的で始まったの?」

「処方箋が紙から電子に変わると、どんなメリットがあるの?」

 

 

 

2023年1月より導入された電子処方箋ですが、どんな目的で始まったのかと疑問に感じていませんか?

 

 

 

今回は、紙から変わった電子処方箋にはどんな目的があるのかを解説します。

 

 

今後、電子処方箋を活用するかを考えるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

電子処方箋の目的は「より良い医療提供を可能にすること」

 

処方箋が紙から電子へ変わると様々なメリットが出てきます。

 

 

その中でも電子処方箋の目的として最も期待できるのが

「電子データの活用による、より良い医療の提供」です。

 

 

 

電子処方箋の情報は「電子処方箋管理サービス」に保管されます。

その情報は患者さん自身だけでなく、全国の医療機関でも患者さんが同意した時に限り閲覧可能になります。

 

 

 

過去に処方された薬の確認が可能になることで、より良く、より安全な医療提供につながります。

 

 

 

 

 

電子処方箋が「より良い医療提供につながる」のはなぜ!?

 

処方箋が電子運用されることで、より良い医療提供へどのようにプラスに働くのでしょうか。

 

電子処方箋により、医療がより良くなる理由を2つお伝えします。

 

 

 

 

1.患者さん自身で薬剤情報をいつでも確認できるため

 

PCをみながら指示イメージ (1)

 

 

電子処方箋で受け取った薬の情報は、オンライン上に保存されます。

オンライン上に保存された内容は、患者さん自身もマイナポータルを介しての確認が可能です。

 

 

スマートフォンが手元にあれば、受け取った薬の名前・飲み方・日数などをどんな時でも確認できます。

 

 写メをとっているイメージ (1)

 

特に、緊急で普段通っていない病院の受診が必要になった時、救急時などに重宝するでしょう。

 

 

従来の紙処方箋の場合、お薬手帳・薬情などがなければ正確な情報を確認できません。

 

 

もし、お薬手帳を持っていないタイミングで受診をした場合、

医師・薬剤師は「患者さんが普段どんな薬を飲んでいるか」の正確な情報の確認が難しくなります。

 

 

普段服用している薬が分からないと、

飲み合わせなどの確認も困難になってしまうでしょう。

 

 

こんな時にもオンラインで情報を確認できれば、

患者さん自身の健康を守れるという面で大きなメリットになります。

 

 

 

 

2.医療従事者間の情報共有が可能になるため

 

医療従事者同士での意見交換イメージ

 

 

 

電子処方箋の情報は「電子処方箋管理サービス」に保管されます。

 

 

「電子処方箋管理サービス」に保管されている情報は、患者さん自身が許可した医療機関に限り、情報の閲覧が可能です。

 

 

 

患者さんが現在飲んでいる薬・過去に飲んでいた薬を、

医師・薬剤師などの医療従事者も確認の上で医療を提供できます。

 

 

 

患者さんが口頭で教えてくれた情報だけではなく、

オンラインでも情報を確認でき、より安全な医療提供が可能となります。

 

 

 

 

電子処方箋がより良い医療提供に役立つ場面2つ

 

電子処方箋で薬を受け取ると「電子処方箋管理サービス」に情報が保存されますが、

その情報を確認できるという面で後々の医療提供に役立つ場面が多々あります。

 

 

 

 

1.病院・歯科医院を受診する時

 

労災前_ろうさい病院

 

 

 

患者さん自身が受診の際に過去のお薬情報の提供に同意をすると、

医師・歯科医師は過去の処方薬を確認できます。

 

 

現在の服用薬が分かれば、

薬の重複・飲み合わせ・その患者さんが避けるべき薬はないかの判断材料となるでしょう。

 

 

調剤イメージ (1)

 

電子処方箋システムの使用により、より適切な処方薬の選択が可能となります。

 

 

また、服用している薬から避けるべき処置はないかの判断も可能です。

 

 

 

歯科医院

 

特に歯科医院では、

骨粗しょう症薬・血液を固まりにくくする抗血栓薬などを服用していないか確認する場面が出てきます。

 

 

そんな時もオンライン上で正確な薬の名前を確認してもらえるため、

より安全な医療につながります。

 

 

 

 

2.薬局で薬を受け取る時

 

薬局 薬剤師 イメージ (1)

 

 

薬局で薬を受け取る際も「電子処方箋管理サービス」に保管されている情報は大いに役立ちます。

 

 

薬局の薬剤師は、処方箋の薬を取りそろえるだけではなく、下記の内容も確認しています。

 

・患者さん自身が処方箋の薬を内服して問題ないか

・すでに内服している薬と飲み合わせは悪くないか

 

 

この内容を確認する上で、現在内服中の薬・過去にもらっている薬の正確な情報は必要不可欠です。

 

 

 

 

お薬手帳があれば分かる内容ではありますが、

患者さんが持ってくるのを忘れてしまった場合などは確認が難しくなります。

 

 

 

オンラインの情報を参考にできれば、

薬剤師はお薬手帳がなくても内服薬を確認でき、より安全な薬物療法を提供できます。

 

 

 

 

電子処方箋でオンラインの仕組みを活用しよう!

 

今回は、電子処方箋にはより良い医療提供に繋げる目的があることを紹介しました。

 

 

オンライン上に保存された情報は、その後の受診時などに有効活用されるでしょう。

 

電子処方箋 いつから (1)

 

 

未来の自分を守るために、

自分に役立てるためにも電子処方箋を活用してみてはいかがでしょうか。

 

富永薬局ではどこよりもいち早く電子処方箋の導入を行っています

 

 

 

岡山県の方はお近くの薬局にお越しいただき、

「電子処方箋をお願いできますか?」など薬剤師に相談してみてください。

 

 

 

富永薬局

 

 

 

以下の店舗情報を確認の上、ご連絡くださいませ。

 

 

 

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