第323回サンデーセミナー(2016年6月)

第323回サンデーセミナー(2016年6月19日)

『薬物の体内動態解析と経鼻吸収の考え方』
   古林呂之先生
   就実大学薬学部薬学科(医療薬学)准教授

『肺がんの診断から治療~新規薬剤のご紹介も含め~』
   小林篤史氏
   アストラゼネカ株式会社 医療情報担当

『脱水症と経口補水液(経口補水液OS-1)』
   三谷尚史氏
   株式会社大塚製薬工場 OS-1事業部広島支店岡山担当係長

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鼻の中に噴霧して鼻粘膜を通して吸収させる鼻腔内投与の医薬品は、注射のような痛みがなく投与が簡単で、しかも嚥下困難や消化器疾患などで経口服用できない患者さんにも使うことが出来ます。

『鼻腔内投与はお嫌いですか?~鼻腔内投与型医薬品の現在と未来を薬物動態から考える~』

第323回サンデーセミナーは就実大学薬学部の古林呂之先生にご講義いただきました。
講義はまず薬物動態パラメータのおさらいから。ベテラン薬剤師たちからは思わず「懐かしい」の声がこぼれます。3D動画や図表がふんだんに織り交ぜられた講義はとてもわかりやすく、鼻腔の構造・機能、鼻粘膜吸収の特徴をしっかりと学ぶことが出来ました。
将来、点鼻による予防接種が実現すれば、病院で注射してもらわなくても、薬局で予防接種を受けられるようになるかもしれません。鼻腔内投与型医薬品の未来に大いに期待が広がりました。
古林先生ありがとうございました。

 

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