
第432回 サンデーセミナー
【日時】 2025年 7月 13日(日)9:40~12:20
【会場】 zoom会議室
【講義プログラム】
■『地域の防災活動への取り組みと薬局BCPの考え方について』
吉井 圭佑 先生(就実大学薬学部 助教)
■『薬局と感染対策:災害時感染対策+標準予防策』
稲葉 右京 氏(丸石製薬株式会社)
【研修認定単位】 1.5単位
災害や感染症といった非常時においても、薬局が地域医療の「最後の砦」として果たすべき役割とは何か?
7月のサンゼミでは、災害時医療・感染対策の最前線をテーマに、地域との連携や備えの重要性を学びました。
現場で求められる判断力と行動力を高めるための知識とヒントが凝縮された本研修。薬局の現場力をさらに高めるための実践的な内容に、多くの受講者が強い関心を寄せました。
第一部にご登壇いただいた吉井圭佑先生からは、災害発生時においても地域の医療提供体制を維持するために、薬局がどのように防災計画を立て、連携を構築していくべきかが語られました。薬局BCPの具体例や、地域防災訓練への参加事例を交えた実践的な講義となりました。
受講者の声(一部抜粋)
■ 「BCPという言葉は知っていたが、薬局での実践事例を聞けて現実味が増した」
■ 「災害時にも医薬品を提供できる体制づくりの重要性を感じた」
■ 「薬局も“災害対応拠点”として機能すべきだと再認識した」
■ 「日常業務と連動したBCP設計のヒントが得られた」
■ 「医療機関や行政との連携が欠かせないと実感した」
■ 「BCPは“計画”だけでなく“訓練”も必要だという点に納得」
■ 「在宅患者を抱える薬局として、優先順位の付け方が勉強になった」
■ 「薬剤師としての災害支援の役割を明確に意識できた」
■ 「薬局のライフライン確保(電源・通信)についての具体策が参考になった」
■ 「災害医療に薬局が積極的に関わるべきというメッセージに勇気づけられた」
第二部では、平時と災害時の感染対策の違いや、標準予防策の正しい理解・実践方法について解説。災害時には感染症リスクが高まることから、薬局でも衛生資材の備蓄や環境整備の必要性が示されました。
受講者の声(一部抜粋)
■ 「標準予防策の基本を改めて学ぶことで、現場での実践に自信がついた」
■ 「災害時のトイレや手洗い不足が感染リスクになる点は盲点だった」
■ 「薬局の待合や接客カウンターの衛生管理について見直す契機になった」
■ 「職員間の感染拡大を防ぐためのルール作りの必要性を実感した」
■ 「“備蓄”の具体的な中身(手袋、マスク、消毒薬など)を再確認できた」
今回のセミナーでは、自然災害が多発する現代において、薬局がどのように地域医療の一端を担うか、そして災害時にも感染リスクから患者と職員を守るために何ができるかがテーマとなりました。
参加者からは「明日から実行できる知識が多く得られた」「職場での対策をすぐに見直したい」といった声が多数寄せられ、日常業務と災害対応をつなぐ橋渡しとなる学びの機会となりました。
富永薬局のサンデーセミナー(通称『サンゼミ』)は、薬剤師であればどなたでも無料で受講できるオープンセミナーです。毎月第3日曜日に、Zoomによるオンライン配信で開講。受講薬剤師には「薬剤師あゆみの会」から、認定薬剤師の研修単位が付与されます。
オンライン形式のため、全国どこからでも気軽に参加できるのもサンゼミの魅力です。今後も、臨床の現場に役立つテーマを中心に、充実した研修機会を提供してまいります。
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