2020年01月14日
冷えは万病のもと
現代人の平熱はこの50年で約1℃低下したとか。 冷えは、ちょっとした不調と思われがちですが、実は万病のもと。体温が1℃下がると代謝が10%~20%悪くなり、免疫力は30%も低下します。免疫力が下がれば体は様々なウイルスの影響を受けやすくなり、病気のリスクが高まります。また代謝が落ちると、肥満やむくみ、便秘、肌荒れなどにつながります。 身体を温めて血流を促し、体内のバランスを整えましょう。
冷えが引き起こす不調
頭髪 抜け毛、白髪、薄毛
肌 くすみ、たるみ、のぼせ、シワ、シミ、クマ、ニキビ、乾燥肌
歯/口 歯周病、歯肉の変色・委縮・腫れ
こころ イライラ、不眠、不安感
目 ドライアイ、老眼、近眼、疲れ目、かすみ
その他 肩こり、腰痛、頭痛、だるさ、関節痛、めまい、耳鳴り、月経不順、便秘、下痢、ほてり、むくみ 等
上手に身体を温めるコツ
効率が高い温めポイントを知って、上手に体温アップしましょう。
筋肉をつけて内側から温める
体から発生する熱の約60%が筋肉で作られます。中でも太ももの筋肉は、筋肉量が体の中で一番多く、太ももの筋トレが熱を作る上では最も効率的です。普段から体を動かし、筋肉をつけるようにしましょう。
「ながらスクワット」なら続けやすい!
テレビを見ながら、歯磨きをしながらスクワット。すぐに体が温まるので続けやすく、マメに筋肉を動かす事が冷え性の改善にも有効です。
ゆっくり入浴、一日一汗
汗が出ると体温が1℃上がり、免疫力が5~6倍になると言われて います。10分くらい心地よく浸かって汗が出る“自分の適温”のお風呂で、体を芯から温めましょう。
バランスの良い食生活で体温を上げましょう
体を温める大切な栄養素
タンパク質 筋肉を作り熱を生み出すたんぱく質をしっかり摂りましょう。特に朝ごはんで たんぱく質の比率を高めるのが効果的です。
ビタミンB1 糖代謝を促進しエネルギーを産生
ビタミンC 鉄分の吸収を促進し毛細血管の機能を保持
ビタミンE 血液の流れをよくする 5.鉄分 血液中のヘモグロビンと結びつき全身に酸素を運ぶ
体を温める食材の選び方
1.冬が旬のもの、寒い地域が原産地のもの
2.色が濃いもの(赤・黒・オレンジ)
3.土の中で育ったもの さつまいも、にんじん、たまねぎ、ごぼう、 かぼちゃ、生姜などの根菜類が代表的です。