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2013年05月30日

えんじゅのおはなし

皆さんは『えんじゅ』という言葉を聞いて何を思い浮かべますか?
槐(えんじゅ)は別名ミモザ、ニセアカシア、クララとも呼ばれる植物。野山や公園で、白や黄色の小さな花弁が集まったキュートな花を咲かせます。花言葉は「慕情、親睦、友情、優雅、頼られる人」。西田佐知子さんの「アカシアの雨が止むとき」など歌にも多く登場し、身近な植物として親しまれ私たちを癒してくれる花ですが、実は薬草として古くから用いられてきたことはあまり知られていないかも。
槐花(つぼみ)と槐角(果実)には約20%のルチンと、クエルセチン、ベツリンなどが含まれ、止血剤として薬効があります。痔出血・子宮出血・腸出血・吐血・目の出血・鼻血などの止血に、また脳出血の予防にも効果が期待されます。
アミューズ富永の『ケアハウスえんじゅ』の名称はこの槐からきています。薬局がお届けする介護サービスにピッタリの名前だと思いませんか?しかも言葉の響きから「円寿」「苑樹」「縁授」「燕寿」「庵壽」など、いろいろな広がりや繋がりをもたせるために「ひらがな」に。人との出会いでご縁をいただき、人も縁(えにし)も大樹のように育て、ツバメは福を表し“家に帰る“鳥、円みをもった温かいお世話ができたら…。
優しさ、思いやり、人とのつながりと温かさ、こんな施設のコンセプトとスタッフの思いを地域の皆さまにお伝えすることができれば、と思っています。

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