2013年09月18日
ケアセンターえんじゅ防災勉強会
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
10~15℃の水に浸かっていたとしたら、
人はどのくらい生きていられるでしょう?
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
《ケアセンターえんじゅ》の定例勉強会、9月のテーマは「防災」です。
水害を想定した避難訓練実施に先駆けて、災害時に何が起こるのか、ご利用者さまの命を守るために何を備え、その時どんな判断や行動をするべきかを学びました。
岡山市ハザードマップによると《ケアセンターえんじゅ》の所在地では、津波時の浸水深は0.3~1m未満。しかし浸水1mの津波でも死亡率100%に達する、と内閣府では分析しています。膝より低い30cmでも、立ってはいられませんし、高齢者やけが人は流される可能性が高いのです。まさに油断大敵!!
また水害のもう一つの怖さは低体温症のリスク。10~15℃の水に浸かっていると、大人でも1~2時間で意識消失し、平均生存時間は1~6時間と言われています。
毎日服薬している薬の管理や、水・非常食・防寒着など大切な備えはもちろんですが、ケガと破傷風のリスク要因となる画鋲の使用は避ける、居室のネームプレートに疾患・アレルギーなどの大切な情報を併記しておく…等々、日頃から防災意識をもって工夫をしていくことも重要だ!と再認識できました。