2022年01月20日
健やかな血管を保つために、定期的に計測して血圧管理しましょう。
高血圧は、日本では4300万人というもっとも患者数の多い生活習慣病です。
高血圧は、サイレントキラー(静かなる殺人者)といわれるように、ほとんどの人で自覚症状がないにもかかわらず、脳や心臓の血管が動脈硬化を起こし、腎臓のはたらきが悪くなることもある決して侮れない病気です。
症状がないからといって、高血圧を放置すると、突然、脳卒中や心筋梗塞など命に関わる病気になることがあるほか、徐々に腎機能が低下して透析になってしまうこともあるので、早めに「かかりつけ医」に相談しましょう。
最近の研究で、脳心血管病(脳卒中や心筋梗塞など)の発症を予測する方法として、診察室血圧よりも家庭血圧の方が優れていることがわかってきました。
そのため日本高血圧学会のガイドラインでも、高血圧の判定では、診察室血圧よりも家庭血圧を優先しています。
家庭血圧は大切な情報です。きちんと測った家庭血圧の結果を血圧手帳に記録して、健康診断の機会や、かかりつけ医受診の際に医師に見せるようにしましょう。
(一般向け「高血圧治療ガイドライン2019」解説冊子より)
富永薬局の店舗では、血圧手帳を無料で配布しています。
ご希望の方はお気軽にスタッフにお声がけください。
薬局の待合室に血圧計を設置しており、どなたでもご自由に無料でご利用いただけます。
※現在、感染予防のため常設せずに、計測をご希望の際にお出ししています
ご来局の際はもちろん、お薬が必要ないとき血圧測定だけに立ち寄っていただいても構いません。
薬剤師がご相談もお受けしますので、処方せんをお持ちではない方もお気軽にお立ち寄りください。