「電子処方箋が導入されると、どんなメリットがあるの？」

「紙の処方箋とは何が違うのかよく分からない」

「電子処方箋を使うとどんなふうに便利になるの？」

 

 

 

このように、

電子処方箋について疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

２０２３年１月からは

既に一部の医療機関や薬局で電子処方箋が導入されている他、

導入準備を進めている施設や店舗も少なくありません。

 

 

 

早い段階で概要を把握しておくことで、電子処方箋が自分に必要かどうか判断できます。

 

 

 

今回は、

電子処方箋を利用することで、患者さんにどのようなメリットがあるのかについてご紹介します。

 

 

また、

【紙の処方箋との違い】や【電子処方箋の活用方法】もご案内しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

電子処方箋・患者さんにとってのメリット５つ

 

処方箋の電子化と聞くと難しく感じるかもしれませんが、

実は患者さんにとって便利な点が多いことが特徴です。

 

 

電子処方箋を利用すると具体的にどのようなメリットがあるのか、５つ取り上げて解説します。

 

 

 

 

 １.薬の飲み合わせに配慮した服薬指導を受けられる

 

 

 

 

複数の医療機関から薬が出ている場合でも、電子処方箋ではすべての情報にアクセスが可能です。

 

 

そのため同じような成分の薬が出ていないか、

飲み合わせは問題ないかなども薬剤師が容易に確認できるようになります。

 

 

また薬剤師は医師と連携してお薬の調整をスムーズに行うことができ、

患者さんにとっては、【質の高い服薬指導】を受けられることもメリットです。

 

 

 

２．薬局での待ち時間の短縮につながる

 

 

医療機関から薬局に電子処方箋の【データが直接送られる】ため、スピーディに調剤が行われます。

 

患者さんが薬局に着く前から薬剤師が準備に取り掛かかることができるので、待ち時間が短くなりやすいのも良い点です。

 

 

 

３．過去の投薬データをオンラインでチェックできる

 

 

 

 

電子処方箋を利用すると、

患者さんが自分の薬を調べたい時に「マイナポータル」と呼ばれるサイトに

アクセスして確認することができます。

 

 

過去３年間にさかのぼり、処方された薬を調べることが可能なので、大変便利です。

 

 

 

４．在宅医療の患者さんも服薬管理がスムーズに行える

 

 

 

 

医療機関や薬局に自分で出向くことが難しい在宅医療の患者さんも、

電子処方箋を利用することで効率的な服薬管理が行えます。

 

 

処方箋を受け取るまでの時間のロスがなくなり、サポートする家族の負担も減ります。

 

 

 

 

５．ペーパーレスで紛失の心配がない

 

 

 

電子処方箋のため、【管理はスマホやPC】上で行えます。

 

 

紙のように紛失の心配がないので、診察の後であわてて手近な薬局に駆け込む必要もなく、

いつでも信頼できる薬局を選ぶことができるのもメリットです。

 

 

 

 

 

紙の処方箋との違いは？｜電子処方箋のメリットが多い理由

 

「紙の処方箋は今後使えなくなるの？」 このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

 

現時点では、患者さんは紙の処方箋と電子処方箋を選ぶことが可能です。

紙の処方箋と電子処方箋の大きな違いは、以下の通りです。

 

 

	紙の処方箋	電子処方箋
服薬管理	他の医療機関からの薬の情報は、患者さんに口頭で聞く	服薬中の薬の情報がすべてオンラインで把握できる
待ち時間	処方箋を持参して調剤するため待ち時間がある	医療機関から薬局にリアルタイムで情報が転送されるため、待ち時間が少ない
お薬手帳	必要	必要なし ※現在はまだ過去データの蓄積がないため必要
在宅医療	Faxか郵送により紙の処方箋の発行をする	リアルタイムで薬局に処方箋データが転送される
紛失	可能性あり	持ち歩く必要がないため紛失の可能性なし

 

 

 

紙の処方箋において、以下のような状況に直面したことはありませんか？

 

　

電子処方箋にはメリットが多く、上記のような紙の処方箋が抱えている課題を解決できることが特徴です。

 

 

 

電子処方箋はメリット多数｜３つの活用方法を紹介

「実際に、電子処方箋はどのように使えるの？」そう思われる方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

ここでは、具体的な電子処方箋の活用方法を３つに分けて解説します。

 

 

 

１．オンライン診療

 

 

一般的な診療はもちろんですが特にオンライン診療の場合は電子処方箋を選択することで、

紙の処方箋を受け取るという手間が省けます。

  

 

 

２．在宅医療

 

 

 

 

処方箋郵送やFaxの受け取りによる時間の遅れを減らせます。

 

 

在宅医療に注力する富永薬局ではかかりつけ薬剤師が電子処方箋のデータを受け取り、

迅速にお薬をお手元までお届けします。

 

 

富永薬局の在宅医療サポート

 

 

 

３．薬の確認

 

 

 

 

「高齢の親が飲んでいる薬を把握しておきたい」という場合でも、

電子処方箋によりお薬のデータが確認できます。

 

 

 

自分の薬はもちろん、ご家族もサポートもしやすくなることが特徴です。

 

 

薬の確認はデジタル庁が運営するマイナポータル「私の情報について」の

「診療・薬剤・医療費・健康情報の確認」からチェックできます。

 

 

 

電子処方箋のメリットを活用すると、より効率的な医療サービスが受けられるようになります。

 

 

メリットの多い電子処方箋を活用してみよう

 

 

この記事では電子処方箋のメリットや紙の処方箋との違い、活用方法などを解説しました。

 

その他、電子処方箋の仕組みや全体像・デメリットなど網羅的に把握した上で

利用を検討したいと考えておられる方は

 

【電子処方箋】って何？概要・メリット・流れまで徹底解説！

で必要事項をすべて解説しております。ぜひ一読した上で利用を検討してみてください。

 

 

富永薬局では電子処方箋の利用が可能です

 

 

富永薬局では岡山県に約２０店舗を構え、全店舗すでに【電子処方箋に対応できる体制】をすでに整えています。

  

 

富永薬局は電子処方箋対応薬局です 。

 

 

 

>>>>富永薬局店舗一覧

 

 

【ご自宅や施設への訪問にも対応】していますので、

お薬のご相談はお気軽に富永薬局にお問い合わせください。

 

 

 

また介護事業も展開し、みなさまの健康寿命の増進に取り組んでいます。 

 

 

 

経験豊富なかかりつけ薬剤師が一人ひとりの患者さんのニーズを読み取り、

心の通うサービスの提供に努めていまいります。