最新のお知らせ

2023年02月17日

電子処方箋はいつから?運用開始日と仕組み・義務化について徹底解説

「電子処方箋の運用の開始はいつから始まるの?」

「薬局での電子処方箋が義務化されるとしたらいつからだろう…」

「電子処方箋はいつからの過去データが確認できる?」

 

 

 

このように、

電子処方箋について開始時期や義務化に関する情報などが気になっている方も多いのではないでしょうか?

 

 

 

仕事や生活面でもさまざまな書類の電子化が進む中、

医療においても厚生労働省が【電子処方箋の導入】について公式サイト上で発表しています。

 

 

 

 

しかし、新しいシステム・仕組みのため、利用について疑問や不安を抱える方も少なくないでしょう。

 

 

 

 

今回は、電子処方箋の運用開始はいつからなのか?という疑問への回答をはじめ、義務化や薬局に導入される理由、システムの利用方法などを解説します。

 

 

 

 

この記事を読めば、

電子処方箋の運用開始時期や義務化の有無、活用方法などが把握できるため、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

電子処方箋の運用開始はいつから?義務化について

新たな仕組みや概念イメージ2 (1)

 

電子処方箋の運用開始はいつからなのかと言うと、【2023年(令和5年)の1月26日】からです。

 

 

 

既に一部の医療機関で電子処方箋に必要なシステムが導入されており、手続きを進めている薬局も多いと言えます。

 

 

ただし、

サービスが始動したばかりということもあり、現時点ではシステムの改修に時間がかかっているため、電子処方箋を利用できる医療機関は一部にとどまっている状況です。

 

 

 

 

現在、

多くの施設が電子処方箋導入の手続きを行っており今後徐々に増える見込みです。

 

 

ただ、患者さん側の電子処方箋の利用は義務化されたわけではなく、現時点では医療サービスの一種です。

 

 

そのため、

必ず利用しなければならないということではありません。

 

新たな仕組みや概念イメージ (1)

 

従来通りの紙の処方箋か、

電子処方箋を選択することが可能です。

 

デジタル機器の使用が難しい高齢の方などは、

今まで通りの処方箋を利用することもできます。

 

 

一方で、

医療機関や薬局では2023年4月から電子処方箋に必要な「オンライン資格確認」と呼ばれるシステムの導入が義務化されます。

 

 

 

それに伴い、

近い将来すべての医療機関や薬局で

電子処方箋が利用できるようになり、今後より国民の生活に浸透することになるでしょう。

 

 

 

 

電子処方箋はいつから?薬局に導入される3つの理由

全国イメージ (1)

 

 

実際に近くの薬局で電子処方箋システムが導入された際には、利用してみたいと思っている方もいるのではないでしょうか?

 

 

 

ただ、「電子処方箋に変える必要はあるのだろうか?」と思われる方が多いのも事実です。

 

 

 

 

ここでは、2023年に電子処方箋システムが薬局に導入されることになった理由について3つ解説します。

 

 

 

1.医療サービスの効率化

 

電子処方箋 仕組みイメージ

 

 

電子処方箋では、その日に処方されたお薬はもちろん、過去のお薬の服用歴も確認することが可能です。

 

 

 

患者さんの持病やアレルギーなどの健康に関する情報にもアクセスできます。

 

お薬手帳&電子お薬手帳 イメージ (1)

 

そのため、電子処方箋に切り替えた場合は、お薬手帳を持ち歩く必要がありません。

 

 

 

またオンライン資格確認で、マイナンバーカードを健康保険証として使うことが可能です。

 

 

患者さんにとっても、医療機関や薬局を訪れる際に用意するものや説明などの負担が減ります。

 

 

 

電子処方箋の導入により、医療サービスが効率化し、

患者さんにも医療従事者にとっても便利になることが特徴です。

 

 

 

2.服薬指導の質の向上

 

 PCでのオンライン診療イメージ (1)

 

複数の医療機関や薬局を利用していると、

紙の処方箋では患者さんが服用するお薬をすべて把握することが難しいケースも少なくありません。

 

 

 

しかし、電子処方箋では患者さんが利用する医療機関やお薬についての情報を薬剤師が簡単に確認でき、

飲み合わせに配慮した適切な服薬指導が行えます。

 

 

3.在宅医療の効率化

 

 2583671_s

 

 

高齢化社会が進む中で在宅医療の需要が高まりつつありますが、課題となっているのが処方箋を郵送やFaxした際に発生する投薬の遅れです。

 

 

電子処方箋を利用することにより、

医療機関や薬局に出向くことが難しい高齢の方をはじめ、

体が不自由な方の服薬管理をしやすくなります。

 

 

また、診療から処方まで、

スピーディかつ正確な情報共有が行えます。

 

 

 

電子処方箋は、日本が直面する高齢化社会の課題を解決すべく、効率的かつ質の高い医療サービスを提供することを目的として導入された医療システムです。

 

 

 

 

電子処方箋の利用方法|いつからの過去データが確認可能?

電子処方箋の利用は

【(保険証利用できる)マイナンバーカード】

または健康保険証】を提出する方法の2通りがあります。

 

マイナ保険証イメージ (1)

 

 

電子処方箋の利用方法は大変シンプルで、

以下の2ステップです。

 

1.医療機関で電子処方箋を利用したい旨を伝え、引き換え番号を発行してもらう

2.薬局で(保険証利用できる)マイナンバーカード、または健康保険証と、引き換え番号を提出して薬を受け取る

 

 

25299783_s

 

補足として

2024年秋ころには紙やカードの健康保険証は廃止され、保険証機能をもつマイナンバーカードに切り替えられる予定です。

 

 

 

そのため、早い段階でマイナンバーカードを取得し【健康保険証利用】を申し込んでおくことがおすすめです。

 

 

マイナンバーカードの申請・受取り方法

 

マイナンバーカードの健康保険証利用の申し込み

 

 

 

電子処方箋を利用すると、

患者さん自身がインターネット上で、過去3年間に医療機関で処方されたお薬の履歴にアクセスすることが可能になります。

 

 

お薬のデータは、政府が運営する【マイナポータル・わたしの情報について】より確認できます。

 

 

 

「2年前に処方されていた薬がまた欲しい。でも薬の名前が分からない」

 

そう思った時には、自分で過去の処方薬の情報を確認し、医師や薬剤師に希望を伝えられます。

 

 

 

また患者さんの同意の上で、医療機関や薬局も過去3年までさかのぼり、処方データをチェックすることが可能になります。

 

 

電子処方箋で利用するマイナンバーカードについて

また電子処方箋が利用できる医療機関・薬局のリストが知りたい方は

電子処方箋とは?薬局で必要になるマイナンバーカードも解説の記事内でご紹介しています。

ぜひお近くの薬局がすでに対応しているか確認してみてください。

 

 

電子処方箋はいつから?1月26日から服薬管理が効率的に

 

 

電子処方箋 いつから (1)

 

電子処方箋は2023年の1月26日から病院・クリニック・歯科などの医療機関や薬局で、順次導入が開始されています。

 

 

患者さんは

ご自身で電子処方箋か従来の紙の処方箋かを選べます。

 

 

 

また2023年4月からは

電子処方箋に必要な「オンライン資格確認」システムの導入が医療機関や薬局で義務化される予定です。

 

 

 

 

富永薬局ではすでに全店舗【電子処方箋】および【オンライン資格確認】に対応しておりますので、

すぐにご利用いただけます。

 

 

 

この機会に

当薬局で「電子処方箋」をご利用してみませんか?

 

電子処方箋・リフィル処方箋の薬も、ぜひ富永薬局にお任せください

 

富永薬局には、地域一番の【かかりつけ薬局】を目指し、岡山県に約20の店舗を運営しています。

 電子処方箋やお薬のご相談は、最寄りの富永薬局に、ぜひご相談ください。

 

 

 

 

全国どちらの医療機関の処方箋も受付いたします。

 

従来の紙処方箋、リフィル処方箋、電子処方箋、いずれのお薬もぜひ富永薬局におまかせください。

 

富永薬局

 

これからも、富永薬局ではお薬の一元管理や医療機関との連携をさらに強化し、

一人ひとりの患者さんに合わせた継続的な服薬指導に努めてまいります。

 

 

在宅医療の支援をはじめ、

今後も地域で支える医療の実践に取り組み、患者さんの健康をサポートしてまいります。

電子処方箋はいつから?運用開始日と仕組み・義務化について徹底解説メニュー