2023年02月16日
「かかりつけ薬局を決めることのメリットが分からない」
「通院した病院の近くにある薬局（門前薬局）に行く方が楽かも…」
「かかりつけ薬局があれば、担当の薬剤師さんもできるって本当？」
このようにかかりつけ薬局・薬剤師について、言葉は聞いたことはあるけれど、
【実際にどんなことをしてくれるのか？】まで、ご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか？
そもそも「かかりつけ薬局って何？」という方は
【かかりつけ薬局とは何？どんな役割があるの？】
の記事を確認してみてこの記事を読むと理解が深まるでしょう。
✅本記事の内容
- かかりつけ薬局をもつことでどんなメリットがあるの？
- かかりつけ薬局を決めることで、何かデメリットはある？
- かかりつけ薬局と、かかりつけ薬剤師を決めるメリットとは？
- かかりつけ薬局のメリットが今後増えていく？
この記事では「かかりつけ薬局をもつメリットが分からない」という疑問に対し、
【かかりつけ薬局をもつことのメリット】についてご紹介いたします。
かかりつけ薬局をもつことでどんなメリットがあるの？
【かかりつけ薬局】とは、お薬の相談だけではなく、医療や介護、健康に関しても豊富な経験と知識があり、さまざまな視点から患者さんの相談に乗ることができる薬局のことをいいます。
かかりつけ薬局をもつことにより、過去の薬の情報やその時の患者さんの体調や体質、アレルギーの有無などを記録してくれます。
薬を渡される前に「どんな症状があり、受診されたんですか？」など質問してくる薬剤師もいますよね。
かかりつけ薬局は、自分の健康についてよく知っている、パートナーのような存在になります。
複数の医療機関に通院している時は
・成分が重複している薬は処方されていないか
・患者さんのアレルギーに対する副作用はないか
・注意を必要とする飲み合わせの薬はないか
・患者さんの体質を考えて配慮しておくことはないか
・患者さんが薬を飲んでいて困っていることや不安に感じることはないか
などについて確認します。
複数の医療機関から出されている薬をチェックすることにより
・同じ成分の薬が処方されている
・飲み合わせに問題があるような薬が処方されている
等があった場合、事前に気づくことができます。
そうすることで、お薬の相互作用が起きることを防ぐことができ、もしも飲み合わせが悪い場合、かかりつけ薬局から医療機関へ相談をするといった中間的な役割も果たします。
かかりつけ薬局を決めることで、何かデメリットはあるの？
かかりつけ薬局を決めることで、何かデメリットはあるのでしょうか。
このようなデメリットを考慮してから「かかりつけ薬局」を決める必要があります。
・【かかりつけ薬局】を決めてしまってから引っ越す必要が出てきて「かかりつけ薬局」に通えないと、緊急の場合に不便を感じる
・【かかりつけ薬局】で自分が飲んでいる薬を取り扱っていない可能性がある。すると、他の薬局にある薬を使いたい場合、取り寄せてもらう必要が出てくる
・【かかりつけの薬局】が閉まっている場合や休診日の場合、別の薬局を利用することや急な対応が難しい
・【かかりつけ薬局にした薬局】よってサービスや接客の質が異なることがあるため、不満がある場合、他の薬局に変えることが難しい
上記のようにいくつかデメリットもございますが、
何度か薬局に通い、薬剤師に相談することや情報収集することで未然に防ぐことができる
デメリットが多いため、【かかりつけ薬局に登録すること】事態には特に問題ないでしょう。
このデメリット中でも複数の医療機関に通院している場合、近くの薬局に行けない。（かかりつけ薬局まで行く手間が発生する）ことが、一番のデメリットではないかと思います。
そのため、かかりつけ薬局を決める場合は
・自分が行きやすい地域の薬局
・保険薬局、処方箋を受け付けている薬局
・薬についてしっかりと説明をしてくれる薬局
・お薬手帳やアプリなどで薬の情報を渡してくれる薬局
・自分が話しやすい雰囲気の薬局
・薬局の営業時間（休業日） ※かかりつけ薬剤師は営業時間外でも相談可
これらのことを踏まえ、総合的に決めることをオススメします。
かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師を決めるメリットとは？
かかりつけ薬局が決まったら、かかりつけ薬剤師を探しましょう。
かかりつけ薬剤師は、患者さんの直接的な担当となり、継続的なサポートを行います。
服用している薬のほかに、市販薬やサプリメントなど、健康食の飲み合わせや食べ合わせにも注意が必要な場合があります。
そんな時に「かかりつけ薬剤師」なら、患者さんがこれまで服用した履歴や現在飲んでいる薬、体質などもわかっているので、気になる点があれば相談できるため安心です。
かかりつけ薬局が決まり、何人かの薬剤師と関わる中で「この薬剤師だったら信頼できる、話がしやすい、コミュニケーションを取りやすい」と思う薬剤師がいれば、自分の「かかりつけ薬剤師」を担当することが可能かどうか、確認をしてみましょう。
その際、書面でサインが必要になったり、かかりつけ薬剤師のサービスを利用するには自己負担が発生するので、事前にきちんと説明を受けることが大切です。
かかりつけ薬局では、
患者さん一人ひとりに寄り添うために
・お薬の一元管理
・服薬状況の継続的な確認
・主治医との連携
に関して、担当の薬剤師が管理するので安心です。
かかりつけ薬局登録お待ちしております
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＜～お客様の声～＞
◆医院の近くは勿論ですが、店内はいつもきれいでお薬の説明も丁寧にして下さいます。「かかりつけ薬局」を持ちましょうとよく聞きますが、自分で勝手に決めて良いのですか？これからもいろいろとお世話になることと思います。よろしくお願いします。（80代女性）
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◆2週間に一度の通院なので、かかりつけ薬局さんとしてお世話になっています。いつも、体の調子はどうですか？と笑顔できいてくださり不安などお話させてもらっています。ステキな薬局さんです。(40代女性)
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◆ほぼ毎月行くかかりつけ薬局。以前も薬と体調の事を話すと医院と再確認をして下さいました。大変丁寧です。医局の方とは会話もありコミュニケーションとも取れています。(60代男性)
かかりつけ薬局のメリットが今後増えていく？デメリットなし
厚生労働省では、２４時間対応・在宅対応、医療機関をはじめとする関係機関との連携と健康サポート機能の推進を図るため、２０２５年までにすべての薬局を「かかりつけ薬局」にすることを目標としています。
今のうちから、信頼できる「かかりつけ薬局・薬剤師」を探しておけば安心です。
自分のことだけではなく、身近な家族の健康について相談できるところも、かかりつけ薬局のメリットですね。
「かかりつけ薬局について基本的なことを知ってから利用を検討したい」という方は
【かかりつけ薬局とは何？どんな役割があるの？】
の記事を確認してみてください。
富永薬局は、健康に不安があるとき、ちょっとした疑問があるときに気軽に相談ができる「町の相談薬局」を目指しています。
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