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2025年10月06日

薬と健康の週間|正しい薬の使い方・副作用対策・高齢者の飲み合わせはかかりつけ薬剤師へ

薬の正しい飲み方と副作用対策

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薬は健康を守るために欠かせませんが、飲み方を誤ると副作用や健康被害につながります。特に高齢者の薬の飲み合わせは注意が必要です。加齢に伴って複数の病気で治療を受けることが増え、薬の数も増えるため、重複処方や副作用のリスクが高まります。こうしたリスクを避けるには、かかりつけ薬剤師・薬局を持ち、薬を一元管理してもらうことが大切です。

 

薬についてよくある疑問

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❓ いくつもの病院から薬をもらっているけど、飲み合わせは大丈夫?

 

❓ 薬を飲んでから調子が悪い…副作用かもしれない? 飲むのを止めてもいい?

 

❓ 効き目が弱い気がするから、薬の量を増やしてもよい?

 

❓ 市販薬を買いたいけど選び方がわからない…

 

薬について不安や疑問を感じたら、かかりつけ薬剤師・薬局に相談しましょう。

 

 

薬の正しい飲み方(3つの基本ルール)

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1⃣ 添付文書を必ず確認

  効能、副作用、保管方法などが書かれています。

2⃣ 飲むタイミングを守る

  「食前・食後・食間・就寝前・頓服」を正しく理解して服用。

3⃣ 量や回数を自己判断で変えない

  多めに飲むと効き目が強くなるどころか、副作用リスクが高まります。

 

副作用対策と注意点

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薬を使うときは、副作用が起こる可能性を常に意識しましょう。

発疹、かゆみ、胃痛、発熱、だるさ

息苦しさ(アナフィラキシーの危険性)

こうした異常が出た場合は、自己判断で中止せず、必ず医師や薬剤師へ相談してください。特に高齢者は代謝機能が低下し、副作用が出やすいため注意が必要です。

 

PMDA

お薬は正しく使っていても、副作用が起きることがあります。もしも副作用で重い健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付が受けられる公的な制度があります。
詳細は、PMDA(医薬品医療機器総合機構)のサイト(https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/)をご覧ください。

 

高齢者の薬の飲み合わせに注意

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高齢者は高血圧、糖尿病、心臓病など複数の疾患を抱えているケースが多く、処方薬や市販薬を組み合わせて使うこともあります。そのため、

・同じ成分の薬を重複して飲んでしまう

・薬同士が影響し合い、効き目が強すぎたり弱すぎたりする

・副作用が出やすくなる

といったリスクが高まります。

かかりつけ薬剤師は、こうした「高齢者の薬の飲み合わせ」をチェックし、安全に服薬できるようサポートしてくれます。

 

かかりつけ薬剤師・薬局を持つメリット

 

 

飲み合わせの確認:複数病院の薬を一元管理し、副作用や重複をチェック

 

市販薬の選び方も安心:OTC医薬品を購入する際も、症状に合ったものを提案

 

服薬管理サポート:飲み忘れや残薬対策、飲みにくい薬の調整など

 

高齢者の健康を守る強い味方:在宅療養や介護の場でも薬の相談が可能

 

 

薬で迷ったらかかりつけ薬剤師へ

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薬は正しく飲めば健康の味方ですが、誤った使い方や飲み合わせの不注意で副作用を招くことがあります。

◎ 薬の飲み方を守る

◎ 副作用を意識する

◎ 高齢者は特に薬の飲み合わせに注意する

◎ かかりつけ薬剤師・薬局に相談する

 

薬のことを一人で抱え込まず、信頼できるかかりつけ薬剤師に相談して、安心して健康を守りましょう。

 

 

薬と健康の週間

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厚生労働省と日本薬剤師会が毎年10月17日から10月23日までの1週間に実施している「薬と健康の週間」は、国民が薬の正しい使い方を学び、健康的な生活を送るための啓発活動です。

薬は病気やけがの治療に欠かせないものですが、使い方を誤ると副作用や健康被害を招くこともあります。この期間をきっかけに、自分や家族の薬との付き合い方を見直してみましょう。

 

 

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