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2023年05月15日

オンライン服薬指導を受ける際、処方箋は必要?

近年、私たちの生活において、オンライン化がますます進展しています。

 

その一環として、「オンライン服薬指導」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。

 

 

オンライン服薬指導は、スマートフォンやパソコンなどのビデオ通話を利用して、

薬剤師からお薬の説明を受けられます。

 

 

2022年4月には、オンライン服薬指導】の規制が緩和され、

診療からお薬の受け取りまでをオンラインで完結することが可能になりました。

 

 

 

しかし、「オンライン服薬指導を希望する時、処方箋は必要?」

「すでに処方箋が手元にあるけど、オンライン服薬指導は利用できる?」など、

 

 

 

さまざまな悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

 

 

この記事では、オンライン服薬指導での処方箋の取り扱いや注意点などについて解説します。

 

オンライン服薬指導を受ける場合、処方箋は必要?

 

オンライン服薬指導を受ける場合、処方箋の提出が必要です。

 

オンライン服薬指導を受ける際の処方箋の取り扱いについてみていきましょう。

 

【医療機関を受診する】

労災前_ろうさい病院

 

オンライン服薬指導を受けるためには、

医療機関で診察を受け、処方箋をもらう必要があります。

 

処方箋には、「オンライン対応」という記載が必要で、

この記載があることで、薬局でお薬を受け取る時にオンライン服薬指導を受けることができます。

 

医療機関を受診する際に、

事前に「オンライン服薬指導を希望する」という旨を伝えることが大切です。

 

 

 

医師が診察を行った際に、処方箋の備考欄にオンライン対応】という記載を追加してくれます。

 

オンライン服薬指導を受けるには、医療機関での診察と処方箋取得が必要ですが、

事前に希望を伝えることでよりスムーズな手続きが可能になります。

 

 

【薬局に処方箋を送る】

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薬局に処方箋を送信する方法には二つあります。

 

 

 

一つ目は、医療機関から直接薬局へ処方せんを送信してもらう方法です。

 

この場合、医師にオンライン服薬指導を希望することと薬局の名称を伝えると、

医療機関から薬局へ処方箋の送信を行ってもらえます。

 

 

 写メをとっているイメージ3 (1)

 

二つ目は、患者さんが手元にある処方箋をFAXや薬局が導入しているアプリなどを使って、

薬局に処方箋を送信する方法です。

 

この場合は、事前に薬局のオンライン服薬指導の利用方法などを確認しておく必要があります。

 

 

 

処方箋の原本が手元にある場合は、4日以内に薬局へ郵送する必要がありますので、期限に注意しましょう。

 

 

また、オンラインでの服薬指導を受ける際には、

事前に自分の病気や薬の情報をしっかりと把握し、質問や疑問点を整理しておくこともポイントです。

 

 

 

そして、

服薬指導を受けた後も、自分自身で正しく薬を使い続けることが大切です。

 

 

そのためにも、処方箋の送信方法をしっかりと理解して、

薬剤師や医師と協力して、適切な服薬指導を受けましょう。

 

 

 

安心して自宅でお薬を使うためにも、正確な情報の共有と適切な手続きが欠かせません。

 

参考URL:オンライン服薬指導における処方箋の取扱いについて

 

 

すでに処方箋がある場合、オンライン服薬指導は利用可能?

 

すでに対面診療で処方された処方箋がある場合でも、

オンライン服薬指導は利用可能です。

 オンライン服薬指導 やりとりイメージ (1)

 

対面での服薬指導と同じように処方された薬の正しい服薬方法や

副作用・飲み合わせについてのアドバイスが受けられます。

 

 

しかし、

一部の薬剤については対面での服薬指導が必要とされているので注意がが必要です。

 

具体的には、

医師・薬剤師が適切な服薬方法を確認する必要がある薬剤や副作用の発生リスクが高い薬剤などです。

 

 

またオンライン服薬指導を受けるには前提条件や薬剤師の判断に委ねられるケースもあります。

 

 

 

【オンライン服薬指導の前提条件や薬剤師の判断について】

 処方箋 お薬手帳イメージ (1)

 

 

・オンライン服薬指導を受けるには、薬局に処方箋を送信する

 

・患者さん側にオンライン診療を受けるために必要な機器やアプリ、ネット通信環境、デバイスが備わっている

 

・薬剤師は、患者さんの服薬状況や処方箋の内容を把握したうえで、オンライン服薬指導が実施可能かどうかを判断する

 

・オンライン服薬指導ができないと判断された場合は、薬剤師から丁寧な説明があり、対面による服薬指導へ切り替えることがある

 

オンライン服薬指導では、患者さんとのコミュニケーションがリモートで行われるため、

対面での服薬指導よりも、患者さんの状況を把握することが難しく、また情報伝達や説明が劣る場合があります。

 

 

 

そのため、必要なインターネット環境を整備したうえで、

薬剤師に「このような処方箋を処方されていますが、

 

私はオンライン服薬指導を受けることは可能ですか?」と一度相談してから利用されるのがベストではないでしょうか。

 

 

オンライン診療での処方箋を受け取る方法と注意点

オンライン診療を利用して、医療機関から処方箋を郵送で受け取る方法があります。

 

オンライン診療は、スマートフォンやパソコンで診察を受けられるので、待ち時間を短縮できます。

 

 

 

医療機関から処方箋を郵送してもらうと、

手間や時間がかかるため、あまり一般的ではありません。

 

 

しかし、手元で処方箋を確認したい方には、おすすめです。

 

【お薬を受け取るまでの流れ】

1.オンライン診療を行った医療機関が処方箋を患者さんの自宅に郵送します

2.患者さんは郵送された処方箋を持って薬局に行き、薬剤師から服薬指導を受け、お薬を受け取ります

 

 

処方箋を郵送で受け取るメリットは、処方箋の内容を自分自身で確認できることです。

 

一方、デメリットとしては、処方箋が手元に届くまで数日かかり、

すぐにお薬を服用することができない点や薬局まで取りに行く手間がかかる点が挙げられます。

 

 

また、配送料が別途かかる場合があるため、注意が必要です。

 

 

 

【オンライン診療でお薬をもらう際の注意事項】

・お薬をもらうまでの日数を確認する

・郵送の場合、お薬が届くまでにタイムラグが生じる可能性がある

 

お薬を早く手に入れたい場合は、医療機関から薬局に処方箋をFAXする方法が便利です。

 

まだ、お薬が残っている場合は、自宅へお薬を郵送してもらうのも良いでしょう。

 

 

 

【配送料や手数料など、お薬以外の料金を確認】

お薬を受け取る際の注意点として、お薬以外にかかる料金についても確認が必要です。

 

 

お薬を自宅へ郵送してもらう場合は、配送料や手数料がかかることがあります。

そのため、事前に確認しておくことが大切です。

 

 

 

お薬を受け取る前に、不意の費用に慌てることのないよう、しっかりと確認しておきましょう。

 

 

オンライン服薬指導を受けて、処方箋を気軽に受け取りできる

 

オンライン服薬指導は手軽に受けることができ、自宅でお薬の受け取りも可能です。

 

 

また、ご希望によっては薬局での受け取りもできます。

 

自分にあった医療サービスを選択して利用しましょう。

 

 

薬剤師からのアドバイスや質問にも、リアルタイムで回答し、

地域の方々に密着したサービスを提供しています。

 

 

お薬に関してお悩みの方々をサポートしていますので、お気軽にご相談ください。

 

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