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2023年05月15日

【有給を取りにくい薬剤師へ】有給を取りやすい会社の見極め方

「薬剤師って有給とれるものなの?」

「有給ってそもそもどんな制度?」

「薬剤師として有給を取りやすい職場はどんな特徴があるの?」

 

 

 

薬剤師の有給事情に対し、こんな疑問をお持ちではないでしょうか。

 

 

この記事では

「基本的な有給制度や薬剤師の職場における有給事情・有給を取りやすい会社の特徴」などについて

お伝えします。

 

 

 

 ✅本記事の内容

  • 忙しい職場の薬剤師でも有給は取れるの?知らないと損する制度について
  • 薬剤師が「有給は取れないもの」と思ってしまう3つの理由
  • 薬剤師が有給を取得しやすい職場を事前に見極める方法とは?
  • 有給を取りながら無理せず薬剤師として働き続けよう!

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

忙しい職場の薬剤師でも有給は取れるの?知らないと損する制度について

 

「同僚で有給を取っている人を見たこともないし、

自分の職場には有給制度がないのだろう」と思っていないでしょうか?

 

 

もし、あなたが薬剤師として今の職場に一定期間以上、

勤務し続けているならば有給は与えられているはずです。

 

 

有給は会社が独自に決めているのではなく、

法律で定められている制度であるためです。

 

 

 

1.有給の付与日数

 

 有給イメージ1 (1)

 

労働基準法・第39条第5項では、

与えるべき有給日数を以下のように定めています。

 

 

継続勤続期間

有給の付与日数

6ヶ月~1年5ヶ月

10日

1年6ヶ月~2年5ヶ月

11日

2年6ヶ月~3年5ヶ月

12日

3年6ヶ月~4年5ヶ月

14日

4年6ヶ月~5年5ヶ月

16日

5年6ヶ月~6年5ヶ月

18日

6年6ヶ月~

20日

※条件として全労働日の8割以上出勤している場合に付与

 

 

 

(参照:厚生労働省 年次有給休暇について

 

 

 

上記の日数を有給として与える義務が、薬局・病院に限らず、

どの会社でも与えられています。

 

 

ただし、この制度は裏を返せば「入社~6ヶ月までは有給を取得できない」といった意味にもなります。

 

 

入社直後は業務に慣れず体調を崩しやすい期間でもありますが、

有給を取れないとなるとプレッシャーにも感じてしまうでしょう。

 

 

そんな期間をフォローするために、

労働基準法で定められたものとは別で独自に入社直後でも使える有給を付与している会社もあります。

 

 

転職先を探す機会があれば、

そういった目線でも職場を吟味してみてもいいでしょう。

 

 

 

 2.有給は次の年に繰り越し可能

 

 

有給イメージ2 (1)

 

有給は、付与されてからの有効期限についても定められています。

 

労働基準法に記されている時効は2年です。

 

 

「2023年10月に付与された有給は、2025年10月まで有効」といった意味になります。

 

 

 

3.有給は年間で5日使う義務がある

 

カレンダー (1)

 

 

法律で定められている通り有給が付与されたとしても、

休みを取りにくい職場では使えずに失効してしまうこともあるでしょう。

 

 

そこで、

「正社員は1年で5日以上の有給休暇を取らなくてはいけない」といった制度が厚生労働省により制定されました。

 

 

 

2019年4月から実施されているもので、

これまで有給消化率が低かった中小企業などの会社でも社員が休みをとれる取り組みが広がっています。

 

 

 

 

 薬剤師が「有給は取れないもの」と思ってしまう3つの理由

 

有給は法律で定められている制度であったとしても、

職場の事情によっては希望を出しにくい場合もあるでしょう。

 

 

薬剤師の職場で有給を取りにくい場所には、

どういった事情があるのでしょうか。

 

 

1.職場に有給をとる雰囲気がない

 

仕事量が多いイメージ (1)

 

 

勤務している職場で有給を取得した前例がないと、

中々希望を出しにくいのが現実でしょう。

 

 

逆に上層部や管理薬剤師、先輩薬剤師が積極的に有給を取っている職場だと、

若手薬剤師にも有給を促される傾向にあります。

 

 

 

 

2.人手不足で仕事が回らなくなってしまう

 

 

忙しすぎるイメージ (1)

 

 

有給がとりにくい職場には、純粋に人手が不足している所もあるでしょう。

 

 

そういった職場では

「一人に有給休暇を許してしまうと他の社員からも希望が出て仕事を回せなくなってしまわないか」と

考えている場合が多くあります。

 

 

また法律上で社員に対し有給が認められているのと同じように

会社には「時季変更権」が保証されています。

 

 

*時季変更権とは労働基準法で定められており「社員が希望した有給休暇を別日に変更できる権利」のことです。

 

 

 

会社側に有給の希望日を伝えても、

人手不足で難しいため別日にするよう言われてしまうと従わざるを得ません。

 

 

結果的に有給が先延ばしになってしまうこともあるでしょう。

 

 

 

薬剤師が有給を取得しやすい職場を事前に見極める方法とは?

 

 

有給は法律で決められた権利である一方、

なかなか休めずに苦労している薬剤師も多いでしょう。

 

 

 

そんな中でも比較的有給を取りやすいと言われている職場もあります。

有給を取りやすい職場にはどういった特徴があるのか見ていきましょう。

 

 

 

 

1.薬剤師の人数が多い職場

 

 薬局 薬剤師 イメージ (1)

 

 

 

職場に在籍している薬剤師が多い職場では、

比較的、有給休暇を取りやすい傾向にあります。

 

 

 

人数が多い分、

職場内で配置換えの融通が利きやすく業務への影響を抑えられるためです。

薬局に限らず、病院でも同じことが言えるでしょう。

 

 

 

ちなみに当社では2020年時点で薬剤師が75名ほど在籍しております。

残業も少なく、ワークライフバランスはとりやすい体制を整えております。

 

 

 

 

2.複数店舗をもつグループ企業

 

病院を出て右手

 

職場が少人数の薬剤師で回している場合でも、

グループ企業であれば有給を取りやすい傾向にあります。

 

 

グループであれば、

同じ企業で働いている別店舗の薬剤師にヘルプとして来てもらえる可能性があるためです。

 

 

 

また急な病気などにより休みで薬剤師の人数が減った場合に、

フリーでヘルプに行ける薬剤師を待機させている企業もあります。

 

 

 

当社では岡山地域に約20店舗ほど薬局を構えており、

同地域のため、ヘルプを呼ぶことも可能です。

 

 

 

 

3.独自の制度を設けている企業

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国の法律で決まっている内容以外にも、

会社独自の制度で有給を取りやすくしている職場もあります。

 

 

会社側が制度を作り有給休暇の取得を促すことで、

働いている側も休みやすくなるのが特徴です。

 

 

 

【有給を取りやすくする会社独自の制度】

・連続休暇の取得を義務としている(5日連続の夏休みなど)

・業務が落ち着いている日に交代で有給を取れるよう促している

・お盆休みなどに会社を休みにし、社員へ一斉に有給を与えている

 

 

 

【旅行好きのための富永薬局独自の制度】

 

当社では女性も多く在籍しているため、

【リフレッシュトラベル奨励金制度、産前産後休業制度】など女性が働きやすい制度を設けております。

 

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こういった独自の制度があれば、社内で有給を取るのが当たり前になります。

 

 

一斉に有給を取る制度ではなく、

それぞれ別日に休む制度であれば自分が休みたい希望日も言いやすいでしょう。

 

 

 

有給を取りながら無理せず薬剤師として働き続けよう!

 

今回は有給の制度や薬剤師の有給事情についてお伝えしました。

 

 

薬剤師は人手不足である場所も多く、

まだまだ有給を取りにくい職場もあるのが実情です。

 

 

今後、

転職などを考える機会があれば有給を取りやすい求人を見つけられると、

より働きやすい環境に身を置けるのではないでしょうか。

 

富永薬局

 

富永薬局では薬剤師が働きやすく、プライベートも確保できる

様々な制度を設けております。

 

 あなたからのご応募いつでもお待たせしています。

 

 

 

 

あなたと働ける日を心よりお待ちしております。

 

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