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2022年04月25日

新制度「リフィル処方箋」とは

リフィル処方箋って何? 誰にどんなメリット・デメリットがあるのか解説

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医師の診察なしで薬を繰り返し処方してもらえる「リフィル処方箋」をご存じですか。仕事で忙しくしていると「薬をもらうだけの診察に時間がもったいない」「毎回同じ薬なら診察なしで受け取りたい」と思っている方もいるでしょう。リフィル処方箋がどういった仕組みなのか、どんなメリット・デメリットがあるのかチェックしておきましょう!

 

 

リフィル処方箋(しょほうせん)とは

 

リフィルには補充するという意味がありますが「リフィル処方箋」は、1つの処方箋を繰り返し使用して薬を受け取ることができる仕組みです。

今までは薬がなくなると医師の診察が必要でしたが、リフィル処方箋なら受診しなくても薬を処方してもらえます。

リフィル処方箋は一定期間であれば、最大3回まで同じ薬を同じ日数分だけ受け取ることができます。ただし、薬が処方される日数や量は今まで通り医師の判断で決まります。

処方箋を発行するときには医師の診察がいりますが、次回は処方箋を調剤薬局に提示するだけでOKです。

2022年4月に導入されたばかりですが、リフィル処方箋をうまく活用すればとても便利です。

 

 

リフィル処方箋は誰が対象なの?

 

リフィル処方箋は誰でも利用できるわけではありません。ずっと同じ薬を服用していながら、症状が安定している方に限られます。

生活習慣病や慢性疾患をもつ方が主な対象者になるでしょう。

睡眠薬や向精神薬、麻薬など大量に服用すると体に害のある薬や湿布薬は、リフィル処方箋の対象からは外れています。

また、処方数の少ない新しい薬についてもリフィルで処方することはできません。

 

 

リフィル処方箋のメリット

 

リフィル処方箋を使ってみると、さまざまな場面でメリットを感じられます。とくに糖尿病や高血圧など毎日飲み薬を必要としている方にとっては、生活面でメリットに感じられることが多いはずです。

 

通院の負担が減って楽になる

長期的に薬を服用していると「体調は悪くないけど、薬がなくなるから診察を受けに行く」という場面もあるでしょう。症状が安定してくると、受診のたびに行っていた検査も2回に1回、3回に1回と減っていきます。また、患者さんの数が多い病院では、診察時間より待ち時間の方が長くなってしまうケースも少なくないはずです。

生活習慣病は40~50代の働き盛りの世代に発症しやすく、毎月のように受診でスケジュール調整するのが難しい方もいます。体力がない高齢者にとっては、移動や待ち時間が心身の負担になっているケースもあります。

病状が安定していて長期にわたって同じ薬を服用している方は、リフィル処方箋を利用することで受診回数が減り、通院の手間や待ち時間がなくなって楽に感じられるでしょう。また、再診料や処方箋料、交通費なども必要なくなり、身体面だけでなく金銭面でも負担が減ります。

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薬をちゃんと使い切れる

定期的に長期処方をしていると、患者さんの手元に大量の薬が余ってしまう「残薬問題」が発生することがあります。

薬の服用に慣れないあいだや認知機能の低下などで起こる「飲み忘れ」また、症状に合わせて「服用量を調整」していると起こりやすくなります。

受診日にはまだ薬が残っているのに薬が処方されるため、どんどん溜まってしまうのです。

リフィル処方箋も長期的に薬を処方してもらうものですが、手元の薬がなくなったタイミングで1回1回小分けに処方がされるのです。例えるなら、薬を“おかわり”するイメージでしょうか。

薬が手元にあるまでは受け取る時期をズラすなどし、自分で管理すれば残薬を抱えることなく過ごせるようになります。

たいていは病院の近くの薬局で処方してもらっている方が多いのですが、リフィル処方箋を使用するなら自宅近くのかかりつけ薬局に行くほうが便利です。

 

 

 

リフィル処方箋のデメリットは体調管理

 

リフィル処方箋を発行すると、医師に体調を相談できる機会が減ります。

短時間の診察でも、医師は患者さんと対面することで細かい変化を把握していますが、通院回数が減ると病状悪化や薬の副作用などの発見が遅れてしまう可能性があります。

今まで体調が安定しているからといって、この先も続くとは言い切れません。お住まいの近くに信頼できるかかりつけ薬局があれば、何か心配なことがあっても相談にのってもらえます。

 

 

リフィル処方箋ならお近くの富永薬局へ

 

普段から症状が安定していて長期処方をしてもらっているのであれば、リフィル処方箋に切り替えてはいかがでしょう。

体調管理に自信がないなら、お住いの近くにかかりつけ薬局・薬剤師を見つけてコミュニケーションをとっておきましょう。

薬剤師は、リフィル処方箋を使っている方の体調や服薬状況を医師に報告してくれているので、何か変化があったときにも相談できます。

富永薬局は岡山市(北区・中区・南区)、倉敷市、玉野市、早島町に展開しており、フィル処方箋に対応した地域のかかりつけ薬局です。

リフィル処方箋が気になったら、お近くの富永薬局へお気軽にお声がけください。

 

岡山市でリフィル処方箋が使える富永薬局

倉敷市でリフィル処方箋が使える富永薬局

玉野市でリフィル処方箋が使える富永薬局

早島町でリフィル処方箋が使える富永薬局

 

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