第365回 サンデーセミナー
【日時】 2019年12月15(日) 9:30~12:30
【会場】 ピュアリティまきび 飛鳥の間
【講義プログラム】
■『大学における薬学臨床準備教育の実際とこれからの薬学教育』
加地 弘明 先生
(就実大学薬学部 臨床薬学部門)
■『アレルギー性結膜炎の予防と治療』
高橋 清宏 氏
(参天製薬株式会社)
【研修認定単位】 1.5単位
【受講者のこえ】
■ 加地先生のグループワークはとても面白かったです。アクティブラーニングを取り入れて、学習者が能動的に学習する機会を増やすことが大事だとわかり、店舗でも新人などの教育の際に意識して取り組もうと思います。
■ 昔は薬学=化学に立脚した「モノ」を対象とする学問であったが、今はそれに加えて「ヒト」を対象とする薬物治療に直接関連する学問として形成されている。医療人としての自覚の見直しが必要であると話されました。チーム医療を実践するためにも、スムーズな情報交換が必要であり責任ある提言が出来なければならない。大学を卒業してかなり経った現在、今の薬学教育を勉強することができて有意義でした。もっと自分の能力を見直すことの必要性を感じた。
■ 実務実習の学生や新人薬剤師と向き合う中で、指導評価についていつも難しいと感じている。アウトカム・課題・適切なフィードバックを常に考えながら今後の指導に当たりたい。ルーブリックを用いる評価制度は現場の薬剤師教育でも使いたいと思った。
■ 『薬剤師に求められる10の基本的な資質』の中の患者・生活者本位の視点は、普段忘れがちなので初心にかえって意識していきたい。
■ 学生の頃は意識せず受動的に受講していたが、学びのきっかけをたくさん作ってもらっていたことに気付いていなかった。今もサンゼミなど学習の足がかりが用意されているので、どんどん活用して知識につなげていきたい。
■ 私が教育を受けた30年前の薬学教育と現在の薬学教育は大きく変化しており、患者様とのコミュニケーション能力、問題発見・解決能力が重視されており、サンゼミ等に出席し、最近の薬学教育のキャッチアップを行うことで業務に生かしていきたい。
■ 薬学教育がモノから人への学問に変化する中、アクティブラーニングの重要性を感じ、PBLやTBLを通じチーム内でのコミュニケーションを通じて問題を解決する手段を学ぶことによって薬局内でのコミュニケーションの重要性を感じ、実践していきたいと思いました。患者のみならず医療従事者同士のコミュニケーションを高めることによって、さまざまな問題を解決して重要性を感じました。