【調剤薬局事務のパート】でスキルアップ！医療業界への第一歩！

2023年07月24日

調剤薬局事務は医療業界で働く魅力的な仕事です。

本記事では、調剤薬局事務が向いている人の特徴やメリットについて紹介します。

また調剤薬局事務の資格について、取得方法や難易度の違いについても解説します。

これから調剤薬局事務に興味を持つ方にとって、有益な情報源となるでしょう。

調剤薬局事務の仕事とは？パートでもやりがいを感じる仕事！

調剤薬局事務とは、調剤薬局での事務業務を担当する仕事です。

具体的には

・処方箋の受付

・レセプト業務

・保険証の確認

・薬剤師の指示に基づく薬剤の調剤

・患者さんへの説明や接客

・医療機関への電話応対

・会計業務

などがあります。

行う業務は多岐に渡りますが、

資格や経験がなくても始められ、パソコンが得意な人や薬・医療に興味がある人に向いています。

また未経験からでも短期間で慣れることができる医療業界では珍しい仕事です。

ただ

調剤薬局事務は医療に関わる仕事であり、正確性や細やかな気配りが求められる仕事です。

また、患者さんとのコミュニケーション能力も重要です。

さらに、資格取得に向けて学習することで、キャリアアップの道も開けていきます。

未経験でも始められる！調剤薬局事務パートの魅力とは？

薬や医療に関心があるけれど、医師や看護師になるのは難しそう、と思っている方も多いかもしれません。

しかし、調剤薬局事務であれば、そのような方でも医療業界で働けます。

ここでは、調剤薬局事務のメリットについてみていきましょう。

【資格や経験がなくても始められる】

調剤薬局事務は

・パソコンが得意でエクセルの表計算などが使える人

・手先が器用で細かい作業を苦にしない人

・薬や医療に興味がある人

などの人が向いています。

また、調剤薬局事務は未経験からでも始められ、１～２か月で慣れて

バリバリ働けるという特徴もあります。

資格や経験は必ずしも必要ではありませんが、パソコンの基本操作ができることや運転免許を持っていると有利です。

【パートタイムで働きやすい】

調剤薬局事務はパートタイムで働きやすい職種です。保険薬局は全国各地に存在しており、自宅から近い場所を選ぶことができます。また、正社員、派遣社員、パートなど雇用形態の選択肢があるため、自分のライフスタイルに合わせて働けます。

【高齢化社会において需要が高い】

日本は高齢化が進んでおり、薬の使用量や種類も増えています。そのため、調剤薬局の数も増えており、事務員の需要も高まっています。この仕事は、将来的にも安定した需要が見込まれるので、安心して働けます。

【薬や医療に関する知識が身につく】

調剤薬局事務は、仕事をしながら薬に関する専門知識を得られます。薬の種類や効果、副作用、服用方法などを学ぶことで、自分や家族の健康管理にも役立てられるでしょう。また、薬剤師や患者さんとのコミュニケーションもスムーズになります。

さらに、調剤薬局事務は以下のような魅力があります。

【医療業界で働ける】

調剤薬局事務は、医療業界の一員として、患者さんや医師、薬剤師などと関わることができます。医療に興味がある人や、社会貢献したい人には、やりがいのある仕事です。

【人と接することができる】

調剤薬局事務は、患者さんや医療関係者とコミュニケーションを取ることが多いです。人と話すことが好きな人や、人の役に立ちたい人には、楽しい仕事です。

調剤事務になるための資格とは？6種類の違いを理解してキャリアアップ！

調剤薬局事務の資格には、様々な種類があります。

ここからは調剤薬局事務の資格について、それぞれの取得方法や難易度の違いについて紹介していきます。

調剤薬局事務の資格には、主に以下の6種類があります。

・調剤事務管理士

・調剤報酬請求事務専門士

・調剤事務実務士

・調剤報酬請求事務技能検定

・調剤薬局事務検定試験

・医療保険調剤報酬事務士

【調剤事務管理士】

調剤事務管理士の合格率は約６０%で、難易度が高いとは言えません。

調剤事務管理士の試験は年に6回実施されるため、試験の調整がしやすいという点でも十分に受ける価値のある試験だと言えます。調剤事務管理士の資格取得方法については、専門学校や通信教育などで学ぶ方法がありますが、独学でも合格可能です。

【調剤報酬請求事務専門士】

調剤報酬請求事務専門士の試験は、比較的難しいと言われていますが、きちんと学習すれば独学でも取得が可能です。公式団体が取り扱っている出版教材を利用したり、eラーニングで勉強できます。調剤報酬請求事務専門士の試験は年に２回実施されており、１級から３級までの級があります。

【調剤事務実務士】

調剤事務実務士は、特定非営利活動法人医療福祉情報実務能力協会が主催する資格試験です。受験資格は特にありませんが、試験は年に２回しか行われず、指定された教育機関での受講が必要です。試験の難易度は標準で、合格基準は受験者偏差値５５以上または正答率８０％以上です。合格率は約６１％です。

【調剤報酬請求事務技能認定】

調剤報酬請求事務技能認定は、日本医療教育財団が主催する民間資格で、調剤薬局での調剤報酬請求事務スキルや知識を身につけた人材を育成するために作られました。この資格を取得するには、日本医療教育財団が認めたカリキュラムを受講して技能を習得し、修了試験に合格する必要があります。

【調剤薬局事務検定試験】

調剤薬局事務検定試験は、調剤請求事務に必要な知識を審査する日本医療事務協会主催の資格試験です。この資格を持っていると、未経験でも調剤薬局事務の基礎知識があるため、就職活動で自信を持って受け答えができます。試験は年に6回（奇数月の第３日曜日）実施され、受験資格は「調剤薬局事務講座（通学コース）」の受講生です。

【医療保険調剤報酬事務士】

医療保険調剤報酬事務士は、医療保険学院が主催する資格です。この資格を取得するには、医療保険学院が提供する通信講座を受講し、中間テストに合格する必要があります。その後、自宅で受験できる修了検定試験に合格することで、資格を取得できます。修了試験に不合格になった場合でも、受講開始後１年以内であれば再受験できます。

それぞれの資格には、取得方法や難易度が異なります。

調剤薬局事務の資格は

医療保険制度や調剤報酬の算定、レセプトの作成などに関する知識を身につけることができる資格です。

資格を選ぶときは、

・自分が何を学びたいか？

・どのように学びたいか？

・どこで働きたいか？

・どれくらいの費用がかかるか？

で試験を受けるかなどを考えるとよいでしょう。

参照：https://www.brush-up.jp/guide/sc39