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2022年09月26日

10/17~10/23は「薬と健康の週間」です

10月17日(月)から10月23日(日)までの1週間は、「薬と健康の週間」です。
厚生労働省、都道府県、公益社団法人日本薬剤師会及び都道府県薬剤師が主催するもので、富永薬局においても、医薬品を正しく使用することの大切さ、そのために薬剤師が果たす役割の大切さを一人でも多くの方に知ってもらうために、積極的な啓発活動を行います。医薬品を正しく使用することの大切さ、そのために薬剤師が果たす役割の大切さを一人でも多くの方に知ってもらうために、積極的な啓発活動を行っています。

 

お薬相談と健康セルフチェック

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富永薬局グループ各店では、薬の飲み方(飲ませ方)・薬の管理・気になる症状など、薬についてのご相談をいつでも受け付けています。

「今さらこんなこと聞いてもいいのかな…?」なんて遠慮せず、どうぞお気軽に薬剤師にご相談ください。

他の薬局で受け取ったり買ったりした薬のことでも相談OK!お薬手帳をお持ちになってくださいね。

また、ご希望の方は「フレイルチェック」や「生活習慣病危険度チェック」を無料で実施しています。

簡単な測定とチェックシートに答えるだけ。薬剤師が判定して健康のアドバイスを行います。所要時間は約20~30分ですから、調剤の待ち時間にもご利用いただけます。

 

 

知っておきたい薬の知識

病気やけがを治すのに役立つ「薬」。しかし、正しく使わなければ思わぬ副作用を引き起こすこともあります。薬を飲む前に、薬の正しい使い方を知っておきましょう。

薬には必ず説明書がついています。説明書には、正しい使い方、効き目などのほか、副作用や保管上の注意に関することが書かれています。必ずよく読んでから使用する習慣を身につけましょう。また、説明書は保存し、必要なときにすぐ読めるようにしておきましょう。

とても大切な、薬の飲み方に関する3つの注意点をご紹介します。

 

ポイント1 薬を飲むタイミングを守りましょう

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薬はそれぞれ決められたタイミングに飲まないと効果がなかったり、副作用を生じたりします。必ず決められたタイミングで飲みましょう。

 

   食前 胃の中に食べ物が入っていないとき(食事の約1時間~30分前)
食後 胃の中に食べ物が入っているとき(食事の後約30分以内)
食間 食事と食事の間(食事の約2時間後) ※食事の最中に飲むことではありません
就寝前 就寝する約30分前
頓服(とんぷく) 発作時や症状のひどいとき

 

薬を飲み忘れたときは・・・

飲み忘れに気付いたら、すぐ飲むようにしましょう。ただし、次の飲む時間が近づいている場合は、その分は飲まずに次回からいつものように飲みましょう。2回分をまとめて飲んではいけません。

なお、利尿薬、糖尿病薬、便秘薬、睡眠薬など薬の種類によっては飲み忘れたときの対応が異なる場合があります。薬を受け取るときに、飲み忘れたときの対応方法を、専門家に聞いておきましょう。

 

ポイント2 薬を飲む量や期間を守りましょう

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薬は決められた量より多く飲んだからといって、よく効くものではありません。多く飲むことによって、
副作用や中毒症状が現れることもあります。また、症状が治まったからといって使用をやめると、病気が再発したり完治しないことがあるので、自分で判断せず医師・薬剤師などの専門家に相談しましょう。

 

ポイント3 薬の飲み合わせに気をつけましょう

 

複数の薬を使用している場合、飲み合わせが悪いと薬が効きすぎてしまったり、反対に薬の効果が十分に得られなかったりすることがあります。食品(サプリメントを含む)の中にも、薬との飲み合わせが悪いものがあります。必ず医師や薬剤師などの専門家に、今使っている薬やよく食べる食品(サプリメントを含む)などを伝えましょう。

一緒に飲むことを避けた方がよい組み合わせ

・ワルファリン(血を固まりにくくする薬)と納豆、青汁、クロレラ食品

・眠気防止薬とコーヒー、エナジードリンクなどのカフェインを含む飲料

・カルシウム拮抗薬(高血圧の薬)とグレープフルーツジュース など

 

薬を使用して異常を感じたら医師・薬剤師に相談

薬を使用して異常を感じたら、すぐに医師や薬剤師などの専門家に相談してください。薬の種類によっては、自己判断で急に中止すると危険なケースがあるので注意が必要です。専門家に相談するときには、「何という薬を、どのくらいの量・期間使用し、どのような症状が出たか」を説明できるようにしておきましょう。

たとえば、こんな症状が出たら…

 ● 発疹(皮膚に赤いぽつぽつができること)
 ● かゆみ
 ● 皮膚や粘膜(口の中など)が赤くなる
 ● 胃痛
 ● 発熱
 ● だるさ など

医薬品のほか、医薬部外品や化粧品を使用したときにも、異常を感じたらすぐに医師や薬剤師などの専門家にご相談ください。

 

薬によって起こりやすい副作用は異なります。PMDA(医薬品医療機器総合機構)のホームページでは、「患者向医薬品ガイド」で医薬品ごとに発生するおそれのある副作用を確認することができます。

https://www.pmda.go.jp/pnavi-01.html

 

出典:令和4年「知っておきたい薬の知識」パンフレット(厚生労働省・日本薬剤師会)https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000987892.pdf

 

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