2023年07月24日
「病院で渡された処方箋ってよく内容を見ずにそのまま薬局に出しているけど、どんなことが書かれているの?」
「処方箋を薬局に持って行く時に必要なものは?」
「本人以外でもお薬って受け取れる?」
「薬局に処方箋を出すまでに数日経ってしまったけれど、処方箋には期限ってあるの?」
「お薬の待ち時間が長い。時間を短縮する方法って何かある?」
医療機関を受診した時に渡される処方箋、
私たちにとって身近なものですが、処方箋に対してあまり知られていないことも多いんです。
この記事では「処方箋や薬局について知っておくと便利なことってなんだろう?」という疑問に回答し、【処方箋や薬局を利用する時に知っておきたいことや薬局で実施しているサービス】についてご紹介いたします。
✅本記事の内容
- 処方箋ってどんな時に発行されるの?書かれている内容は?
- 処方箋の受付時、気をつけておきたいことは?
- 処方箋の取り扱い、土日や祝日は?平日と何か変わることはある?
- 処方箋のことでわからないことがあれば薬剤師に相談を!
処方箋ってどんな時に発行されるの?書かれている内容は?
処方箋は医療機関に受診をし、医師が患者さんの治療のためにお薬が必要だと判断をした場合のみ発行されます。
「具合が悪く病院へ受診をしたけれど、処方箋がもらえなかった」
もしかしたらそんな時は、こんなことが原因かもしれません。
【処方箋のもらい方は?必ず受診しなければ処方箋はもらえないの?】
で解説しているのでこちらも参考にしてみてください。
ところで、
あなたは医師から発行された処方箋、
どんなことが記載されているのかしっかりと見たことはありますか?
処方箋とは患者さんのケガや病気の治療に必要なお薬の種類や量、服薬方法が記載された文章のことです。
受診した医療機関からお薬が必要な時に出されますが、すぐに薬局に出してしまうため、
しっかりと内容を見たことがないという方もいると思います。
例えば、
・お薬の名前や錠剤
・カプセル
・湿布などお薬の形状
・一回あたりにお薬を飲む量
・一日に飲む回数(食前・食後など)、
・何日分のお薬が出されているのか
などが記載されています。
処方箋の内容に不明な点があれば、薬局の薬剤師へ質問してみましょう。
事前に
【処方箋の見方がわからない時は?薬局に行けば教えてくれる?】
の記事を読んでから薬局へ相談にいけばスムーズでしょう。
処方箋の受付時、気をつけておきたいことは?
処方箋を医師から処方されたら、注意すべきことがいくつかあります。
まず、処方箋には有効期限があるということです。
交付日から【4日】という決まりがあります。
もしその4日を過ぎてしまった場合は、発行元の医療機関へ再受診をし、
処方箋の再発行が必要になります。
その際は費用もかかりますので注意が必要です。
もしも、期限が切れていることに気づいた方は
【処方箋の期限切れ!?再発行するにはどうしたらいいの?】を参考に
手続きを行ってください。
急病時など、健康保険証を忘れてしまったりすることもあるでしょう。
受診時に保険証を忘れてしまった場合、薬局でのお薬代はどうなるのでしょうか?
医療費や薬代の支払いの際に「次回の受診時や来局時に保険証と領収書を持参していただければ、保険利用の金額で精算をし、返金をします」と案内をしてくれる場合があります。
「返金してくれるのなら安心」
そう感じますが、返金の場合、気をつけなければならない点がいくつかあるので、
事前に病院や薬局に確認をしておきましょう。
詳しくは
【薬局で処方箋を受付する場合、保険証は必要?忘れたらどうするの?】
で解説しています。
具合が悪かったりすると、自分で薬局に行くことが難しい場合があります。
具合が悪くてしんどい時や、事情があって薬局に行く時間がない時、
家族や友人、パートナー、ケアマネジャーなど、自分の代わりにお薬を取りに行くことをお願いしたい時がありますよね。
処方箋の原本があれば、
お薬の受付や受け取りは家族などの代理人でも可能なのでしょうか?
もし代理人でも可能な場合、その時の必要な持ち物や何か気をつけておくべき点などはあるのでしょうか?
ぜひ
の記事で可能かどうかお確かめください。
処方箋の取り扱い、土日や祝日は?平日と何か変わることはある?
処方箋の取り扱いについて、土日・祝日は何か変わることがあるんでしょうか?
平日にお薬を受付した時と、土日祝日でお薬を受付した時、同じお薬なのにお薬代が変わっていたことはありませんか?
「いつものお薬なのに金額が違う。どうして?」
なんて疑問に感じますよね。
それは
もしかしたら処方箋を提出した時間が関係してくるのかもしれません。
お薬代は厚生労働省が定めた
「調剤報酬」というルールによって変わってきます。
そして、土日祝日は、薬局は開局しているのでしょうか。
基本的に調剤薬局は、
近くの病院やクリニックの診察日と診療時間に合わせて営業している場合がほとんどです。
病院に合わせ、お休みの薬局や開局時間が変わる薬局もあります。
【処方箋を土曜日に薬局へ持って行きたい!土曜日でも営業してる?】
の記事で疑問が解決できるでしょう。
病院の診察終了間際に受診し、
その後薬局に寄り、処方箋を受付する患者さんももちろんいます。
薬局によってそれぞれ開局時間は違うのですが、
18時~20時までの間で開局時間を調整しているところが多いようです。
参考までに
【処方箋を夜間でも取り扱ってくれる薬局ってある?お薬代は?】を
参照してみてください。
休日は開局している薬局が少ないため、
お薬の待ち時間が長くなる可能性もあります。
せっかくの休日だし、
具合も悪いから早く帰って休みたいと思う方もいらっしゃると思います。
平日でもその時によって待ち時間がかなりかかる時があり、
体調が悪いからいつも以上に待ち時間が辛く感じる時もありますよね。
お薬の待ち時間を短くする何か良い方法はないの?
そんな風に感じる方も多いでしょう。
薬局ではお薬の待ち時間解消のために、取り組んでいるサービスがあります。
富永薬局でも<写メって処方せん>という待ち時間解消サービスを全店で実施中
登録も簡単、ぜひご活用ください。
で大まかなサービスの概要を紹介しています。
処方箋のことでわからないことがあれば薬剤師に相談を!
処方箋の内容などでわからないことがあれば、薬剤師に相談をしましょう。
自分が飲んでいるお薬のことで心配なことがあり、
不安な気持ちでお薬を飲んでも気持ちがスッキリしませんよね。
そんな状態のまま服薬をしていると、
心の健康を崩してしまう可能性だってあります。
「忙しそうだから」
そのような理由で質問を遠慮しなくても良いんです。
富永薬局はいつでも気軽に相談ができる「街の相談薬局」を目指しています
処方箋のこと、自分が飲んでいるサプリメントや健康食品、
市販薬のことはもちろん、健康に関する相談、ご家族のことでも構いません。
富永薬局の薬剤師は、皆さまのいのちと健康を見守り続けます。